市報てんどう

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令和3年8月のトピックス

中学生の想いを堂々と発表 第60回天童地区少年の主張大会(8月30日)

  

 8月30日、市立高擶公民館で、第60回天童地区少年の主張大会が開催されました。市内の各中学校から2人ずつ合計8人が弁士として参加し、日頃感じている想いや今後の夢などを発表しました。最優秀賞には、四中二年の太田乃々佳さん、優秀賞には、同二年の遠藤姫花さんが選ばれました。太田さんは、自身のいじめられた経験から、あいさつ運動や友人からの言葉などでいじめから立ち直れたことを述べました。また、遠藤さんは、福島県南相馬市から避難し、天童の方から優しく助けてもらい、今は充実した生活を送っていることを語りました。2人は、天童地区の代表として、9月13日に行われる、同大会の山形ブロック大会に出場します。

会場に響き渡るジャズの音色 天童ジョンダナフェスティバル (8月29日)

 

 8月29日、わくわくランド野外ステージで、天童ジョンダナフェスティバルが開催されました。昨年は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で中止となり、2年ぶりの開催となった同フェスティバルには、天童市芸術文化協会に加盟している5団体が参加し、マーチングやジャズなどを披露。会場には力強くも優しい音色が響き渡りました。また、特別ゲストとして本市出身のウクレレ・ギター奏者の山口岩男さんによる演奏も披露され、会場を訪れた人に熱いロックを届けて楽しませていました。

 

安心して水が使えるように 水道設備点検ボランティア (8月26日)

  8月26日、天童市管工事業協同組合青年部による一人暮らしの高齢者宅などの水道設備点検ボランティアが行われました。これは、8月1日の水の日に合わせて毎年行われているもので、この日は3軒の高齢者宅を訪問して、トイレや台所などの水漏れ点検や水回りに関する相談に対応しました。作業終了後、依頼者からは「水回りを点検してもらえてありがたい。安心して水が使えます」など感謝の声が聞かれました。

天童市出身の漆塗り工芸家の名作展 (8月20日)

 

 8月20日、天童市美術館で、寄贈記念中川哲哉(てっさい)工芸展の開会式が行われました。中川哲哉は、天童市北目出身の漆塗り工芸家です。哲哉の作品はパリ万博などの展覧会に出品され、国内外で高い評価を得ました。開展式には、哲哉のひ孫で、今回貴重な作品を寄贈していただいた中川良太さんも参加し、ありし日の哲哉のエピソードが紹介されました。本展は、9月12日(日曜日)まで、天童市美術館で開催されていますので、漆器の名作を堪能してみてはいかがでしょうか。

芸術をもっと身近に 令和3年度天童市総美術館構想推進事業開展式(8月18日)

 

 8月18日、市立山口公民館で、天童市総美術館構想推進事業開展式が行われました。同事業は、市民などの芸術作品を市内の旅館や市立公民館などに常設展示し、より多くの方々に鑑賞する機会を創出するものです。令和2年度から展示している市内旅館・ホテル等10施設に加え、本年度は市立公民館12館に展示施設を拡大し、計22施設に52作品を展示しています。開展式では、天童市芸術文化協会の伊藤有光会長が「各施設と展示する作品の数やスペースを相談してきた。本事業にご協力いただいたみなさんや、作品を出品していただいたみなさんに感謝申し上げます」とあいさつしました。その後、市立山口公民館に展示される3つの作品を、作者の解説とともに鑑賞するギャラリートークが行われ、作品に込めた思いや製作上の苦労などが話されました。

 

伝統的な火起こしで心一つに パラリンピック採火式(8月13日)

 

 8月13日、天童市西沼田遺跡公園で、パラリンピック聖火リレーに向けた採火式が行われました。この催しは、共生社会への想いを込めて県内35市町村で行われるもので、本市では、天童ひまわり園の利用者が、和太鼓の演奏とまいぎり式と呼ばれる昔ながらの火起こしを行いました。山本信治市長は「全ての人が共に支え合い、充実した生活を送ることができる社会の実現を願い、天童の火をともしていただきたい」とあいさつ。それぞれが起こした火はトーチを経由して土器に集められ、最後にランタンへと移されました。

 

 

夏の夜空を楽しもう(8月11日)

  8月11日、天童高原で、夏の夜空を楽しもうが行われ、4組の親子連れが星空観察に参加しました。本来であれば三日月と金星が接近している様子を天体望遠鏡で観察する予定でしたが、この日はあいにくの曇り空。DVD鑑賞や星空案内人の仲島哲さんによる解説を聞き、夏の星や星座にまつわるエピソードについて学びました。

66将棋体験で観光PR(8月11日)

  

 8月11日、天童市将棋資料館で、オンラインによる天童観光と66将棋体験が開催されました。これは、コロナ禍の中、帰省や旅行が難しいため、オンラインの66将棋をとおして、今後の観光振興を図る試みです。この日は、矢萩洋美天童商工会議所青年部会長と東京都内在住でアマ二段の実力を持つ山岡洋秋さんが、本市の観光名所が写し出されたモニターを見ながら66将棋を体験しました。何度も本市を訪れたことがある山岡さんは「また天童に行きたくなった」と話されていました。

芸工大の学生に技術を学ぶ 夏休み選挙ポスター教室(8月10日)

  8月10日、市立天童中部公民館で、市内の小学生を対象にした夏休み選挙ポスター教室が開催されました。私たちが豊かで幸せな生活を送るために、明るく正しい選挙に向けた啓発ポスターを作成しようと12人の児童が参加しました。参加者は、講師を務めた東北芸術工科大学の学生からキャッチフレーズや構図の考え方、色合いなどの表現方法についてアドバイスを受けながら、選挙ポスターを製作しました。

戦争の記憶を今に伝える 原爆写真展・学習講演会(8月6日~15日)

 

 8月6日から15日まで、市立図書館・市役所・天童最上川温泉ゆぴあで原爆写真展が開催されました。これは、原爆がもたらした惨状を後世に伝えるため天童平和を伝える会が主催しているものです。6日に市立図書館で行われた開会式では、同会会長の矢吹海慶さんが「あの悲劇を二度と起こさないためにこれまで活動してきました。終戦から76年を迎え、この平和運動が日本全国に広がることを願っています」とあいさつしました。
 開会式の後には、市民文化会館で学習講演会が行われ、村山市大高根地区出身の花烏賊康繁さんが、戦後米軍の射撃演習場であった同地区での体験を伝えました。大砲の砲弾が民家の上を飛び交っていたなど、これまであまり語られることのなかった当時の様子が語られると、参加者は戦争が残したものについて学ぶとともに、今日の平和を思い起こしていました。

 

盤上での熱い戦い 第42回全国中学生選抜将棋選手権大会(8月3日・4日)

 

 8月3日・4日、滝の湯で、第42回全国中学生選抜将棋選手権大会が開催されました。プロ棋士への登竜門とも呼べる同大会は、新型コロナウイルスの影響で昨年は中止となり、2年ぶりの開催となります。各都道府県での予選を勝ち抜いた中学生が、飛沫防止用のパネルを挟んで一堂に対局し、棋力を競いました。大会は2日間かけて行われ、男子の部は田中叡さん(大阪府)が、女子の部は木村朱里さん(滋賀県)がそれぞれ優勝を果たしました。

 

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tel: 023-654-1111
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