市長の部屋

随想集

平成23年1月

 皆さま、新年あけましておめでとうございます。平成23年の初春を迎えられましたことを心からお喜び申し上げます。
 さて、平成20年12月26日に第6代天童市長に就任してから、早いもので丸2年が経過いたしました。就任当初から、「子育て支援日本一」、「観光・ものづくり日本一」、「スポーツ・健康づくり日本一」の三つの日本一への挑戦を私の目標に掲げ、市民の皆さまの幸せを願い、数々の施策に取り組んでまいりました。昨年は、この三つの日本一への目標を具現化した、「第六次天童市総合計画」を市民の皆さまとの協働により策定し、その取組みをスタートいたしました。
 私が市政をお預かりすることになった4年のうち、既に2年が経過したわけでありますが、マニフェストに掲げた目標の実施状況を検証してみますと、「子育て支援日本一」に関しましては、平成21年7月から小学6年生までの医療費の無料化を実施し、平成22年7月からはこれを中学3年生までに拡大いたしました。また、大規模児童クラブを順次分離・開設したほか、小・中学校の耐震化事業、長期休業時の障がい児一時預かり事業を実施しました。
 「観光・ものづくり日本一」におきましては、荒谷西工業団地の整備を進めるとともに、首都圏の市場において積極的にトップセールスに赴いたほか、県や関係機関の協力をいただきながら、優良企業の誘致を積極的に展開しているところであります。一方、農業分野においては、訪花昆虫の増殖を図るため、おうとう結実確保対策事業を進めるとともに、水田経営の効率化と拡大化を図るため、V溝直播関連機導入支援事業を展開しているところです。また、在仙天童会や関東天童会とも連携し、仙台圏や首都圏との交流促進を図っているところであります。
 そして、「スポーツ・健康づくり日本一」におきましては、本市をホームタウンとする3つのプロ・実業団チームへの支援として、ホームタウンTENDO推進協議会と連携し、皆さまの協力のもと個人や家庭、地域、各種団体、企業等の協力による広範な応援体制を構築することができました。その成果として、市民の皆さまの間でも支援の気運が高まり、モンテディオ山形のサポーターズクラブが市内6地区に次々と誕生し、応援体制の醸成が図られました。
 今年は、目標に掲げながら達成していない施策について、実現の可否をしっかりと見極めるとともに、実現が困難なものはその手法を見直すなど臨機応変に対応できるよう努力していきたいと考えております。
 今年一年が、皆さまにとって「うさぎ」のように飛躍する年になりますようお祈り申し上げ、年頭の所感といたします。

天童市長 山本信治

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