市長の部屋

随想集

平成30年10月

 10月1日、市民文化会館において、本市の市制施行60周年記念式典を執り行いました。当日は、1,200人のお客様をお迎えして、 盛大に60周年を祝うことができました。以下、式典での式辞を御紹介いたします。

 初めに、このたびの台風24号により、この記念式典の開催について御心配をいただいておりましたが、遠方からも御来童いただきましたこと、心より感謝申し上げます。
 現在、被害状況の収集にあたっておりますが、被害に遭われた皆様には、心からのお見舞い申し上げます。
 さて、本日、天童市市制施行60周年記念式典を挙行いたしましたところ、このように多くの皆様をお迎えして、お祝いできますことは、誠に喜ばしいことと存じます。
 ただ今、功労表彰のほか、永年勤続表彰、感謝状を受賞されました26の個人・団体の皆様、誠におめでとうございます。皆様方のこれまでの御功績に深く敬意を表しますとともに、心から御礼申し上げます。今後とも健康には十分留意され、市政に対する御指導と御鞭撻を賜りますよう、お願い申し上げます。
 我が天童市は、昭和33年の今日10月1日に、県下10番目の市として誕生いたしました。当時の人口は、約3万4千人でしたが、本日御臨席の御来賓の皆様をはじめ、市議会並びに関係各位のたゆまぬ御努力により、現在は、県内における経済・産業・教育・文化並びに観光の拠点として発展してまいりました。
 そして、この間60年、本市は、土地区画整理事業を中心とした都市基盤整備を継続して実施し、優良な住宅地供給を行うとともに、農業基盤整備や企業誘致にも積極的に取り組み、計画的なまちづくりに、鋭意努力してまいりました。
 その結果、本市は、住みやすく活力のあるまちとして、内外から高い評価をいただいており、毎年公表される「住みよさランキング」では、4年連続で県内1位、東北では、名取市に次ぐ2位と、目に見える形で成果が表われてきました。
 しかしながら、解決しなければならない重要な課題は、時代の変遷とともに変化し、新たな課題が次々と現れております。近年は特に、深刻な少子高齢社会の進行と連動した人口減少問題は、まさに最大の課題であります。
 天童市が誕生した、昭和33年10月1日発行の「市報てんどう」には、当時の天童市長 平塚二郎氏は、「「日本一のまちづくり」に向かって今後なお一層精進し、市民の幸せを築き上げるために一段と努力する。」と語っておられました。
 私が、市政をお預かりして10年になりますが、この間、「子育て支援」「観光・ものづくり」「スポーツ・文化・健康づくり」の日本一に挑戦しながら、安全・安心なまちづくりに取り組んでまいりました。
 また、「過去を明らかにして未来を考え拓く」という意味の言葉で、「彰往考来(しょうおうこうらい)」という言葉がございます。
 この市制施行60周年の意義は、「彰往考来」のごとく、来るべき、次の時代に今日までの歩みを、どう生かしてゆくのかにあると思います。
 我々に託された役割は、次世代を担う子どもたちのために、これまで先人が築いてきた「まちづくり」の成果を、未来へと発展させながら、産業、福祉、教育など、様々な分野における施策を総合的に展開し、次へつないでいくことであります。
 そのために、今年2月に策定した「第七次天童市総合計画」に掲げる将来都市像、「笑顔 にぎわいしあわせ実感 健康都市〜ともに明日をひらく てんどう〜」の実現に向けて、皆様のニーズと時代の流れを的確に捉え、豊かで魅力のある、そして安全安心なまちづくりを、市民の皆様と協働により着実に進めてまいりたいと、決意を新たにしているところであります。
 本日の記念式典を契機として、本市が、真に住みよい「日本一の健康都市」に発展していけますよう、皆様のお力添えをよろしくお願い申し上げる次第であります。
 結びに、皆様からのこれまでの市政に対する御厚情にあらためて感謝申し上げるとともに、御来賓の皆様、そして市民の皆様のこれまで以上の御指導、御鞭撻を心からお願い申し上げまして、市制施行60周年記念式典にあたっての式辞といたします。
 

天童市長 山本信治

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