市長の部屋

随想集

令和7年6月

 先月18日、荒谷地域の生涯学習の新たな拠点となる荒谷地域交流・活性化センター及び市立荒谷公民館新館の落成式を挙行しました。

 建設にあたっては、子どもから高齢者までのあらゆる世代の交流を促進する施設となるよう検討を重ね、各部屋がつながりを持った間取りとし、冷暖房効率が良く、冬暖かく夏涼しい施設となっております。

 また、地域内外との交流促進や若い子育て世代の利用者増加のため、館内にWi-Fi環境を整えることで、デジタル基盤の整備を図るとともに、太陽光発電及び蓄電設備などの導入により、災害時の避難所としての機能の充実も図っております。

 この施設が荒谷地域の拠点として、多くの方から親しまれ、さらには地域内外からの交流人口の拡大を図り、本市の地域活動の活性化につながりますことを期待しております。

 

 先月24日、25日には、天童市子育て未来館「げんキッズ」のオープン10周年を記念した「げんキッズ 未来へすくすくフェスタ 2025」が開催されました。

 平成27年5月21日にオープンして以来、新型コロナウイルス感染症感染拡大に伴う利用制限やイベントの中止を余儀なくされる時期もありましたが、連日、多くの御家族連れに御利用いただき、昨年12月には、来館者数200万人を達成することができ、日頃から御利用いただいている皆様に、深く感謝を申し上げます。

 今後も、「安心して子育てできるまち」を目標にまちづくりを進め、未来を担う子どもたちが地域の中で伸び伸びと生活し、人間性・社会性豊かに成長していくことのできる環境整備や支援の充実を図ってまいりたいと考えております。

 

 6月に入り、初夏の味覚さくらんぼのシーズンが近づき、市内のさくらんぼ畑では収穫に向けた準備が進んでおります。農家の皆様は、これから忙しい日々が続くと思いますが、農作業中の怪我や体調管理には十分気をつけていただきたいと思います。

 昨年のさくらんぼの生産量は、一昨年の猛暑の影響による双子果の大量発生や、収穫期における高温障害により、凍霜害に見舞われた令和3年以来の大幅な落ち込みとなりました。今年は、春先の霜害はなかったものの、受粉期の天候不順で蜂が飛ばなかったことにより受粉が進まず、着果数が平年より少ないようですが、生産者の皆様には、しっかりした栽培管理をお願いし、全国の皆様に良質なさくらんぼをお届けしていただきたいと思います。

 今月上旬には、本格的な出荷を前に都内でのトップセールスを実施いたします。天童産の高品質でおいしいさくらんぼの魅力を発信し、また、生産量日本一を目指しております「やまがた紅王」の更なる知名度アップに向け、PRしてまいりたいと思います。

 

 

 

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