市長の部屋

随想集

平成25年12月

 今年も早いもので残り1か月となりました。先月11日には市内で初雪が降り、いよいよ冬の訪れを感じさせます。今年の初雪は平年より7日早く、昨年より10日も早いそうです。早い初雪の年は暖冬になるとも言われていますが、今年はどうでしょうか。どちらにしても、災害や事故のない冬を切に望むところであります。
 さて、11月12日、山形テレビ主催の「第14回山形ふるさとCM大賞」の審査会が開かれ、26日、その模様が山形テレビで放送されました。その中で、天童市の作品が見事大賞に輝きました。この大会は県内すべての35市町村が参加し、ふるさとの魅力をアピールする15秒のCMビデオを競い合うもので、平成12年から開催されています。天童市はこれまで特別賞4回、優秀賞5回、特に最近は平成21年から昨年まで4年連続優秀賞と安定した成績を修めており、大賞まであと一歩というところまで来ていました。今回、ついに念願が叶っての初の大賞受賞となったのです。
 今回の作品は、「がんばれ将棋部!」と題して、中学校の弱小将棋部にやってきた陸上部のエースが、指し手が速いが負けるのもめっぽう速いという内容で、その姿がコミカルに表現されています。製作に携わった佐藤広一監督始めスタッフの皆さん、御協力、御出演いただいた第三中学校の校長先生や生徒さんには、心より感謝と祝福を申し上げます。
 CM大賞作品は県内で年間365本、山形以外の東北5県でも100本、さらには全国系列でも30本放送されることになっています。全国に向けて天童市を発信することができるほか、来年6〜9月に本県で開催される国内最大規模の観光誘客事業・山形デスティネーションキャンペーン(DC)に向けても大きく弾みをつけられたものと考えております。大賞トロフィーは12月中旬まで市役所1階の総合案内窓口に展示していますので、ぜひたくさんの方にご覧いただきたいと思います。
 さて、我がパイオニア・レッドウィングスが、今年10月開催の東京国体で、昨シーズンのプレミアリーグ覇者である久光製薬(佐賀)を撃破し、見事12年ぶり2度目の優勝を果たしました。選手の活躍に心から敬意を表するとともに、祝福を申し上げます。残念ながら、11月30日に開幕した2013~2014バレーボールVプレミアリーグでは開幕2連敗とはなってしまいましたが、今年は若い選手を中心としたチームで、今後の巻き返しと快進撃を期待するところです。
 そして、県総合運動公園でリーグ戦が開催される12月21日、22日の両日は、「市民応援デー」です。総数300枚の入場チケットのプレゼントも企画しておりますので、たくさんの市民の皆さんに会場に足をお運びいただき、市民一丸となって「新生パイオニア」を応援してまいりましょう。

天童市長 山本信治

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