市長の部屋

随想集

平成25年7月

 毎日蒸し暑い日が続いております。今年は6月から気温30度前後の日々が続いており、長い夏となりそうです。気象庁によりますと、今年の梅雨入りは6月18日で昨年より9日も遅れて、梅雨明けも今月末になりそうです。これから夏本番にむけ、暑さが一層厳しさを増してくるかと思われます。例年より遅れているサクランボの収穫作業も、そろそろ一段落を迎えるころと思いますが、暑さの中、サクランボ農家の方々には、くれぐれも体調管理には気をつけて頑張っていただきたいと思います。
 さて、白熱しているサッカーJ2ですが、6月でちょうど前半戦を終えました。我がモンテディオ山形は、現在10勝3分け8敗の勝点33で7位につけています。前半戦最後の水戸ホーリーホック戦では、1点を先制されたものの、ベテランを中心に後半に逆転し、3−1と快勝、6月を負けなしで終えました。J1復帰に向けて、この勢いで後半戦の巻き返しを大いに期待しています。
 後半戦の最初の試合は7月3日のガイナーレ鳥取戦です。前回はアウェーで6−0と快勝した相手をホームで迎え打ちます。そして、この日は「天童市民応援デー」です。市民一丸となった応援が勝利に結びつき、幸先よく後半戦をスタートできるよう、ぜひ、多くの皆さんからスタジアムに足を運んでいただきますようお願いいたします。
 本市の夏を彩る花の祭典「第26回おくのほそ道 天童紅花まつり」が7月6日から14日まで、本市東部の上貫津(かみぬくづ)の紅花畑で開催されます。かの俳聖松尾芭蕉が324年前の1689年(元禄2年)7月13日に、「おくのほそ道紀行」で山寺へ参詣した折に、「まゆはきを俤(おもかげ)にして紅粉の花」と「行末は誰(たが)肌ふれむ紅の花」の2つの句を詠んだとされていますが、上貫津地区は、天童から山寺へ向かった芭蕉の足跡に隣接した丘陵地帯であります。
 まつり期間中は様々なイベントが開催されます。紅花のスケッチ・写真撮影会や写真コンテスト、紅花摘み・紅花染め・紅花リップクリーム作り体験、さらには松尾芭蕉にちなんでの奥の細道を訪ねる会など、盛りだくさんとなっております。また、先着ではありますが、紅花・紅花の種・紅花クッキーのプレゼントも用意しております。ぜひお誘いあわせの上、皆さんでお越しくださるようお願いいたします。
可憐に咲きそろった紅花の魅力を堪能しながら、芭蕉が残した足跡を辿ってみてはいかがでしょうか。

天童市長 山本信治

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