行政

提言

市政への提言に対する対応状況

令和3年 市政への提言に対する対応状況

№11 スポーツクラブ天童の改善について

【提言・意見】

 令和3年予算から、2,233万円がスポーツクラブ天童の経営運営費補助として拠出されています。企業努力・経営努力が見られないところに大事な税金をたれ流さずに、1つでも前に進んだ対策や改善をお願いします。

 

【対応状況】 所管課等:商工観光課

 株式会社スポーツクラブ天童は、本市が株式全体の45%を保有する第三セクターの会社であり、ビーフリー、天童スイミングスクールの運営、天童市民プラザ、ゆぴあの指定管理受託を行っています。

 これまで、会社は黒字経営を続けていましたが、昨年来のコロナ禍により、各施設とも売り上げが大きく減少し、昨年度は会社全体で赤字となりました。特に、ビーフリーについては、ビル管理費等の負担が大きく、今年度の運営に支障をきたす状況となりました。ビーフリーは、市の介護予防事業の委託先の一つであり、また、フィットネス事業は、同様事業所の先駆けとして30年近く多くの会員の健康増進に寄与している点を鑑み、議会の同意をいただき、2,233万円の共益費(ビル管理費)を市が負担することとなりました。

 それと同時に、市ではスポーツクラブ天童経営改革検討委員会を組織し、今年度中に経営改革のための方針作りができるよう取り組んでいます。これまでの検討内容については、先月議会に報告し、指摘いただいた内容を受け、更に検討を重ねているところです。

 来年度以降の実施を目指し、現在、株式会社スポーツクラブ天童の健全経営に向けた方針づくりを会社と市が一丸になって取り組んでいますので、ご理解をお願いします。

 

№12 公園の遊具の維持管理と草刈りについて

【提言・意見】

 東芳賀公園と桝賀公園の木製の遊具が経年劣化して使用できない状況が続いています。また、近くの大きな公園は草刈り機で雑草の手入れがされたようですが、小さな公園では雑草が子どもたちの半身位まで伸びたままです。この御時世で、今までのように地域住民で集まって草刈りなどをすることも難しい状況です。

 近くの保育園児が近隣の公園に出かけることもありますので、子どもたちが伸び伸びと遊べる環境を整えていただきたいです。また、遠出することもできず、様々な世代の憩いの場でもあると思いますので、新しく大きな公園だけでなく既存の公園の環境整備にも力を入れていただきたいです。

 

【対応状況】 所管課等:都市計画課

 市では、公園の遊具について、定期的に安全点検を行い、劣化や老朽化の進んだ遊具から順番に更新工事を行っています。

 桝賀公園と東芳賀公園のブランコについては、令和3年度の遊具更新工事の対象遊具となっており、年内の工事完了を目指して工事を進めているところです。

 公園の管理については、トイレ清掃や広場の草刈りなどの日常的な美化活動を地元町内会で行い、集積されたごみや草の回収、遊具などの施設の点検や修繕を市が行うなど、地域と市が協働で管理を行っています。

 ご提言いただいた公園の草刈りについては、その手法や時期などを実施される町内会に委ねているところです。多くの人が集まって美化活動を行うことが困難な町内会の負担を軽減するため、少人数でも草刈りが行えるよう草刈り機械の貸出しを行うなどの対応を行っていますので、ご理解をお願いします。

 

№13 市内へのスケートパークの計画について

【提言・意見】

 自転車で寒河江のスケートパークは遠すぎますので、天童市にもスケートパークの計画をお願いします。仙台の榴岡公園を参考に、県総合運動公園の一角にでもいいと思います。

 

【対応状況】 所管課等:文化スポーツ課

 昨年も同じご提言をいただきましたが、スケートボードの施設については、近隣では寒河江市や山形市にスケートパークがあり、現在のところ本市に整備する計画はありません。

 また、寒河江スケートパークは、県がストリートエリア等の設置も含めた改修を行うことが決定しており、県総合運動公園に新たなスケートパーク設置を要望する状況にはありません。

 今後のスポーツ施設の整備にあたりましては、競技人口や利用者のニーズを的確に把握するとともに、将来にわたる費用対効果を十分に見極め、慎重に判断していきますので、ご理解くださいますようお願いします。

 

№14 隣組での公園清掃やごみ集積所管理、市報配布などについて

【提言・意見】

 住んでいる地区の隣組で、公園清掃やごみ集積所の管理等の仕事があり、負担を感じる場面が多いです。また、隣組長をしていますが、一人暮らしで仕事をしながら月2回の市報配布や町内会費の集金等、大変負担を感じています。

 地区には子育て世帯や高齢者の方も住んでおり、普段の参加率や集会での様子を見る限り、進んで参加したいわけではなく、仕事の押し付け合いをしています。

 公園清掃は強制参加で不参加者に対する晒し上げのような雰囲気があったり、市報の配布が1日遅れても文句を言われたり、町内会費を支払わなかった家庭への市報部数が用意されなくなったりすることもありました。

 地区には新築住宅も増えていますが、新たに住む人もこんな体制では嫌な思いをする方もいると思います。市で隣組制度の廃止や公園清掃、ごみ集積所の管理、市報配布、不要な集会の廃止などに取り組んでいただければありがたいです。

 

【対応状況】 所管課等:総務課、都市計画課、生活環境課、市長公室

 日ごろから、御多用のところ市でお願いしている業務や自治会での役割を担っていただき、誠にありがとうございます。

 本市では、市民協働によるまちづくりを推進するため、市報の配布、公園清掃、ごみ集積所の管理等、特にその地域にお住まいの方々に密接した業務を市から町内会等の自治会や自治会から推薦をいただいた方々に依頼しています。

 市からの情報が市民の方々に伝達できていることや、きれいな街並みが維持できていることは、ひとえに市民の皆様方のご協力の賜物です。今後とも、行政と市民が一体となったまちづくりの推進のため、ご協力くださいますようお願いします。

 協働のまちづくりのために大きな力添えをいただいている自治会等の活動は、明るく住みよい地域社会づくりのために、その地域にお住まいの方々により日々行われているものと考えています。

 隣組については、隣近所の方々への回覧板の回付など、自治会内での核となる組織となっており、本市の自治組織においては、一般的な仕組みです。

 しかしながら、近年、高齢化や核家族化などの社会情勢の変化により、役員のなり手不足を始めとする自治会活動における諸問題が顕著となってきています。そのような現状の中、今後の市と自治会等との関わり方について、地域づくりにおける市と自治会等の役割分担を見直し、自治会等の負担を軽減させつつ活性化が図れるような方策を検討しています。

 長年行われてきた仕組みを変革しようとすることは、一朝一夕でできることではないとは思いますが、持続可能な自治会活動を目指すため、地域の方々と一緒になって、より良い方策を検討していきたいと考えています。

 

№15 スポーツクラブ天童ビーフリーの閉鎖について

【提言・意見】

 パルテ内のスポーツクラブ天童ビーフリーを、運動はもちろん、コミュニケーションやストレス発散、ぼけ防止として利用してきました。足が不自由なので、特にプールは助かっていました。3月で閉鎖になると困ります。どうにかなりませんか。

 

【対応状況】 所管課等:商工観光課

 株式会社スポーツクラブ天童では、これまでの赤字の累積状況や昨年来のコロナ禍により利用者が減少したことなどから、今年度でビーフリー運営事業を廃止することを決定しました。ビーフリーの施設については、現状のまま市に返還したいとの考えであったため、現在、市では、その跡地利活用策を検討しています。施設の今後の活用案については、決まり次第市報等で周知し、また、ビーフリー会員の皆様にはスポーツクラブ天童からも通知の予定ですので、今しばらくお待ちいただきますようお願いします。

 

№16 地区の運動会の開催について

【提言・意見】

 高擶地区の運動会は、午前中に終わせないかとの苦情があるにも関わらず、長年にわたり昼食も取り午後2時近くまで競技を行っています。企業等では働き方改革で時間管理を求められている現在の社会情勢から見ても、到底納得がいくものではなりません。大事な休日ですので、地区運動会は午前中に終了することが望ましいと思います。さらに言えば、廃止できないのでしょうか。

 

【対応状況】 所管課等:生涯学習課

 本市の各地域における地区運動会につきましては、地域の実行委員会等で開催の有無、日時、大会の内容等を検討し、実施しています。

 地区運動会は、地域の子どもから高齢者までが一堂に集まり、コミュニケーションを図ることを目的とした大きな催し物となっています。

 ご提言のありました地区運動会の開催については、昨今の新型コロナウイルス感染症拡大防止を図りながら「新しい生活様式」を踏まえ、地域で十分に検討していただき、実行委員会等で開催の有無を判断することとしています。現在のコロナ禍の状況を鑑み、本市全地域において、令和2年度及び3年度の2年間は、地区運動会は開催しておりません。

 公民館は、地域の皆様の生涯学習及び交流の場であり、これらの活動等は地域づくりのためには重要なものと考えています。今後とも運動会をはじめとする公民館活動にご理解とご協力をお願いします。

 

№17 スポーツクラブ天童の改善について

【提言・意見】

 スポーツクラブ天童ビーフリーについて、10月に、社長名で来年3月末で事業停止とのお知らせをいただきましたが、事業停止の理由も説明されず、会員・利用者の不安は増しています。

 また、ビーフリーの経営不振や赤字体質は、10年以上前からあったと思いますが、現在に至るまで、どのような経営改革が実施され、その成果はどうだったのかお知らせいただきたいです。会員数の減少は甚だしいのですが、会員募集などの経営努力を感じることはありませんでした。

 今後ビーフリーは完全に閉鎖するのか、ビーフリーの施設を他の事業主体を探して施設の貸与あるいは売却をして施設を維持していく可能性はあるのか、どのようにしていくのかお知らせしていただきたいです。

 できる限り、この施設を維持し、市民の健康と交流の場として維持していただきたいです。そのために、会員制を一部はずして昼は一般市民も利用可とするなどの事業や、一部高コスト・低収益の施設(たとえばプールは廃止して天童スイミングスクールのプールを利活用してもらう等)の再構築などを検討お願いします。

 会員・利用者にも事業理由や現在の経営状況、対応策を早急に説明していただきたいです。

 

【対応状況】 所管課等:商工観光課

 株式会社スポーツクラブ天童は、本市が株式全体の45%を保有する第三セクターの会社であり、ビーフリー、天童スイミングスクールの運営、天童市民プラザ、ゆぴあの指定管理受託を行っています。

 これまで、会社は黒字経営を続けていましたが、昨年来のコロナ禍により、各施設とも売り上げが大きく減少し、昨年度は会社全体で赤字となりました。特にビーフリーについては、施設の入るビル管理費等の負担が大きく、これまでも慢性的な赤字が続いていました。会社の経営状態の詳細については、スポーツクラブ天童にお問い合わせいただくことかと思いますが、今年度、市では、スポーツクラブ天童の経営悪化を踏まえ、スポーツクラブ天童経営改革検討委員会を設置し、様々な改革策を検討しましたが、今後どのように経営形態を変えたとしても、経営状況が改善することは見込めないと判断しました。このような市の提言を受け、スポーツクラブ天童は、今年度を以ってビーフリーを廃止する決定をし、施設を所有者である市に返還することとなりました。現在市では、施設の今後の利活用について検討を重ねており、早急に来年度からの活用策を決定したいと考えています。施設の今後の活用案については決まり次第市報等で周知し、また、会員の皆様にはスポーツクラブ天童からも通知の予定ですので、今しばらくお待ちいただきますようお願いします。

 

№18 町内会、自治会に対する天童市の位置づけについて

【提言・意見】

 市の町内会や自治会に対する位置づけを伺います。

 町内会長は、重責で業務が過重だと思います。町内会は、法律上、地方自治法260条の2に基づき市町村長の認可を受けた地縁団体ですが、町内会長は、天童市や公民館、各団体等から、依頼・要請・報告物・役職者の人選等、ボランティアでの役割が多すぎます。以前、町内会長をしたときは、1年で約140日、時間にして約250時間にも上りました。

 令和2年3月に、新型コロナウイルスに関して、危機管理室から自主防災会宛に文書が発出された後、市長名でも文書が発出され、当町内会の総会が開催間近で中止を余儀なくされましたが、市で町内会を管理する部署が明確化されていれば、指示や連絡が一本化できると思います。

 現在、後継者の選定に関して輪番制や一本釣り、年齢順と町内会によって様々で、どの町内会も多少なり難儀していると推察します。良い選定方法はないでしょうか。

 当町内会では、町内会長の負担軽減や選出のため町内会長と嘱託員は分離しています。嘱託員には、市から市報の配布や回覧物の配布等の活動に対する報酬費の支給がありますが、町内会長には、町内会からの活動費はあるものの、市や公民館への協力業務等の活動に対して市からの報酬等の支給はありません。今後、後継者を選定する場合にも関わりますので、市や公民館への協力業務等の活動に対する報酬等の支給をする考えはあるのか伺いたいです。

 

【対応状況】 所管課等:総務課、市長公室、生涯学習課、危機管理室

 日ごろから本市行政に対し、自治会活動等をとおして多大な御協力を賜り、厚くお礼申し上げます。

 町内会や自治会は、ある一定の区域における地縁により形成された団体で、当該区域の良好な地域社会の推進、形成を目的に活動する自主的な組織です。

 また、嘱託員は、おおむね50戸を標準とした区割りを市が嘱託区として設定し、当該嘱託区を担当する方を市で委嘱しています。令和元年度までは、嘱託員は、非常勤特別職の公務員としての位置づけでしたが、地方公務員法の改正により、令和2年度からは、市民の方への委嘱となりました。

 嘱託員と自治会等の長を兼ねている地区や、分離している地区など、各々の自治会等の考えにより様々な状況であることは承知しております。高齢化や核家族化など社会情勢の変化により、近所付き合いや自治会活動は、年々弱体化の一途にあり、御提言のとおり、役員のなり手や後継者の選定等についても、各々の自治会等において、難儀なさっているものと推察いたします。

 このような状況を鑑み、現在市において、「持続可能な自治会活動に向けて」を目標に、市と自治会等との今後の関わりについて検討を行っています。具体的な方策の方向性として、自治会等の負担の軽減を図るためには、どのような方法を採っていくべきかということをテーマとして検討を進めていますので、このたびの御意見なども反映させていただきたいと考えています。また、庁内において一定の方針を検討した後には、自治会等を始め市民の方々から様々な御意見をいただく機会を設けたいと考えています。その際は、忌憚のない御意見をお願いします。

 それぞれの地域において、長年培われてきたやり方などを変えていくということは一朝一夕では難しいことであると思いますが、市と自治会等が今後どのように関わっていくかについて、市民の皆様方と一緒に取り組んでいきたいと考えています。

 

№19 敬老の日のお祝いについて

【提言・意見】

 私は80代の高齢者です。毎年敬老の日のお祝いをいただくのはたいへんありがたいのですが、反面、心苦しくも思っています。

 少子高齢化が進み、人生百歳とも言われ、4、5年経つと戦後のベビーブーム世代も対象となるため、現在の77歳以上全員を対象としたお祝いを続けていくと、膨大な人数になると思われます。町内会の役員もたいへんですし、それほど楽しみに待っている人も少ないのではないかと思います。

 ある都市では、75歳で1回だけ敬老祝賀を行っているそうです。七五三も成人式も金婚式も人生で1回です。他に、米寿や白寿や百歳など、めでたい時のお祝いだけにして、予算を将来の子どもたちに回してはどうでしょうか。同じ高齢者でも、寝たきりや認知症で家族の世話になり、敬老のお祝いをしてもらうのが辛く思う家庭もあると思います。各地域で、老人クラブやいきいきクラブなど、高齢者福祉が良くなり、敬っていただいていると高齢者も理解していますので、もっと価値ある予算の配分に誰も文句は言わないと思います。

 

【対応状況】 所管課等:社会福祉課

 敬老事業は、高齢者の方々に敬意と感謝の意を表して各種連合婦人会や地域実行委員会等をはじめとした地域の皆様に御協力をいただきながら開催しているところですが、一方で、御提言いただいたように、高齢化や市民ニーズの変容により、様々な課題が生じていることも認識しているところです。

 そこで、市では、よりよい敬老事業にしていくため、8月に本市に住所を有する50歳以上の方2,000人(無作為抽出)を対象にアンケートを実施し、高齢者の方々や敬老事業に御協力いただいている皆様の御意見を伺い、現在アンケート結果について分析を行っているところです。今後、関係者の意見も踏まえながら、敬老事業の見直しを図っていきたいと考えています。

 

№20 保育園給食でのご飯の提供について

【提言・意見】

 市立さくら保育園では、毎日ご飯を持っていくことになっていますが、保育園でのご飯提供をお願いしたいです。すべての園で平等にご飯提供がされるようになってほしいと思っています。よろしくお願いします。

 

【対応状況】 所管課等:子育て支援課

 現在、さくら保育園を含む市立保育園4園において、主食となるご飯を持参していただいております。

 ご飯の提供につきましては、職員体制や設備等の面から現状対応が困難な状況です。

 ご理解とご協力をよろしくお願いします。

この記事に関するお問い合わせ

担当課: 総務部市長公室
tel: 023-654-1111
fax: 023-653-0704

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