行政

提言

市政への提言対応状況

平成23年12月15日~平成23年12月26日受付分

No.80 放射線量等の測定について
【提言・意見】
(1)山形県が全市町村の学校、保育所等の放射線量測定を行った結果の市内分について、市報に掲載してください。
(2)市でも、独自に放射線量測定をきめ細かく行い、結果を公表してください。
特に、学校や保育所の給食について、放射性物質濃度を測定して公表し、併せて食材の産地等も公表してください。
(3)山形市が12月中旬から無料でサービスを始める、希望者宅を訪問して放射線量を測定するという事業をぜひ天童市でも行ってほしいです。
 我が家も家の中、玄関、家の周りなど自分なりに除染しましたが、不安なままです。
 山形県は福島の原発から近い割に、危機感が薄いと思います。安全のアピールは住民のためにも、観光のためにもなります。

【対応状況】
(1)、(2)の対応状況 所管課等:市長公室、学校給食センター、子育て支援課
 県では、県が管理する施設を中心に測定しており、その測定結果は県のホームページに掲載していますので、そちらを参考になさってください。
 市が管理する施設の放射線量の測定につきましては、7月から市内5か所の定点測定を行っています。11月からは定点の他に、国が示した「放射線測定に関するガイドライン」に従い、市内の小・中学校や放課後児童クラブ、保育園、児童館、幼稚園、市立公民館等98施設と市内の公園116か所の雨水排水溝、雨樋等について、地表から1メートルの高さと市独自に50センチメートルの高さで測定しました。市民の方への公表方法として、随時、市のホームページに掲載するとともに、市報(12月15日号)に調査結果を掲載しました。
 小・中学校及び児童館給食の食材については、昨年11月からホームページ上で産地公表を行い、安全性に十分配慮していますが、給食に含まれる放射性物質濃度の測定についても実施する予定です。(詳細についてはNo.82)
 なお、市内4か所の公立保育園についても、平成24年1月30日分の給食から、毎週1回、1週間分の給食の放射性物質濃度検査を専門の検査機関に依頼し、その結果を公表してまいります。

(3)の対応状況 所管課等:市長公室
 個人宅の放射線量の測定については、1月23日(月)から3月30日(金)まで、希望者宅を訪問して、玄関や庭等屋外の場所を無料で測定するサービスを実施します。詳しくは、市報(1月15日号)に掲載しています。


No.81 インフルエンザ予防接種費用に対する助成について
【提言・意見】
 現在、天童市では高齢者にのみインフルエンザ予防接種費用の一部助成を行っていますが、子どもにも費用の一部を助成してほしいです。
 3人家族の我が家では、家族全員が予防接種を受けると、子どもの分は3,000円×2回、大人の分は3,000円×2人、合計12,000円と重い負担になります。
 また、天童市では医療費無料となる子どもの対象範囲が広いため、予防接種に高いお金を払うより、病気になって、病院に行けばただで済むという考えが広まり、結果、インフルエンザなどの蔓延にもつながると思います。治療より予防に力を入れる行政をお願いします。

【対応状況】 所管課等:子育て支援課
 65歳以上の高齢者に対する季節性インフルエンザの予防接種は、定期の予防接種として、本市では、1回2,000円の助成を行っています。子どもに対する季節性インフルエンザの予防接種は、おたふくかぜや水ぼうそうと同じく、予防接種法に基づかない任意の予防接種に位置付けられており、接種は保護者の判断により行われています。
 乳幼児に対する季節性インフルエンザワクチンの有効率は30%程度と高齢者などに比べて低い等の理由から、厚生労働省で行われている任意予防接種の定期化の議論にも季節性インフルエンザは含まれていないのが現状です。こうしたことから、季節性インフルエンザの予防接種費用の助成については、今のところ考えておりません。


No.82 学校給食に対する放射性物質濃度検査の実施について
【提言・意見】
 森ゆうこ文部科学副大臣が提言している学校給食1食分の放射性物質濃度検査を早急に実施し、結果の公表を求めます。
 原発事故から9か月を過ぎても、暫定基準値のまま、高い濃度の放射性物質を含む食品が流通しています。大人よりも影響を受けやすい子どもたちが食べる給食にどのぐらいの放射性物質が含まれるのかを測定し、公表していただきたいと思います。
 他の都道府県、市町村では測定を始めているところが多数ある中、天童市が「子供に優しい市」であることをアピールするためにも、ぜひ測定及び公表をお願いします。

【対応状況】 所管課等:学校給食センター
 小・中学校及び児童館給食に含まれる放射性物質濃度の測定について、以下のとおり実施する予定です。
1 測定の方法
 毎週1回、月〜金曜日の1週間分の献立をまとめてミキサーにかけた後、1キロあたり1ベクレル以下の放射性物質も測定できる機器での検査を専門の検査機関に依頼し、測定結果を公表することで、保護者の方の不安を払拭するとともに、給食の安全性を図っていきたいと考えています。
2 実施時期
 平成24年1月30日の週から実施します。
3 測定結果の公表
 測定結果については、翌週にホームページで公表します。

この記事に関するお問い合わせ

担当課: 総務部市長公室
tel: 023-654-1111
fax: 023-653-0704

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