行政

提言

市政への提言対応状況

平成22年8月20日~平成22年8月31日受付分

No.73 緑陰道路の形成について
【提言・意見】
 今年の夏は大変暑く、天童温泉等に来られた方にとっても、また、市内での買い物の際でも、街中にももっと木陰が欲しいところです。
 以前、国土交通省で早稲田大学佐藤滋教授の提案で「緑陰道路」の普及を行っていましたが、今夏の例もありますので、天童駅から温泉街、街中の裏通りなどのルートを設定し「緑陰道路」の形成を図ってはいかがでしょうか。地域振興や観光にも役立ち、地球温暖化対策としてもアピールできるかと考えますが、いかがでしょうか。

【対応状況】 所管課等:建設課、都市計画課
 「緑陰道路」については、街路樹の枝葉を極力剪定せず、自然のあるがままの状態で育て、大きく枝葉を広げた街路樹により、歩道等に陰をつくり、歩行者の暑さ対策等を図るものです。国土交通省においても、街路樹を剪定しないことについて地域の方々の理解をいただきながら、積極的に受け入れていただける地区においては、地域の方々が、その「緑陰道路」を管理することなどについても試行的に取り組んでいます。
 一方、街路樹を剪定しないことにより、道路標識や看板等の遮蔽、枝葉の沿道・民地への侵入、大木化による道路の暗化、樹木への病害虫付着、落葉による通行者・車への悪影響等さまざまな問題の発生が懸念されます。
 したがって、まちづくり等に大変参考になる提言でありますが、本市の市街地内の道路幅員や前述の問題等を考慮した場合、「緑陰道路」の形成はなじまないものと考えています。


No.74 将棋資料館展示物の写真撮影解禁について
【提言・意見】
 天童市将棋資料館は、天童市のユニークな観光スポットだと思いますが、私が訪れたとき、資料の貴重さや保持を理由に撮影禁止になっていました。
 最近、公立・民間を問わず、全国的に写真撮影を自由とする博物館や美術館が多くなっています。借用品があり、著作権がまだ有効であっても、撮影解禁に踏み切ったところもあります。サービス向上で集客効果があると言われています。
 写真が無断でホームページ等に掲載されることを嫌うところもあるようですが、一方口コミ効果でいい宣伝になると好意的に見ている館長や学芸員もいます。フラッシュによる劣化を心配する声も聞きますが、将棋に関しては材質から考えて何ら影響はありません。写真撮影自由化は全国的な時代の流れだと認識しています。
 個人の撮影は自由とし、企業や団体などが学術用・商用に利用する場合は申請してもらい対応するのが一般的になりつつあります。天童市将棋資料館でも撮影解禁を考えられたらどうでしょうか。

【対応状況】 所管課等:商工観光課
 館内の展示品や所蔵品には大変貴重なものがあり、また、展示品の中には所有者から借用しているものも多くあります。
 現在、出来るだけ展示品に変色等が起こらないように展示ショーケース内の照明については、紫外線カットの照明を使用しており、館内の照明も最小限の明るさにしているところです。
 しかし、そのような対策を講じているにもかかわらず、展示品の照明焼けが発生している状況であり、写真撮影を自由にした場合、カメラのフラッシュによる展示品等への影響が少なからず懸念され、また、フラッシュが突然たかれることになり、他の見学者に非常に迷惑がかかる恐れがあります。
 このようなことから、現在、館内での写真撮影は、学術に必要な場合等は許可制により認めており、今後も展示品の適正な管理や見学者が快適にご覧いただくため、許可による写真撮影を継続したいと考えています。


No.75 もみじマラソン大会の全国へのPRについて
【提言・意見】
 私は、天童温泉の旅館で時々働いている者です。6月のさくらんぼマラソン大会のときは、全国からの参加者が天童温泉にも宿泊され、満室となりありがたいと思っています。
 天童にも、もみじマラソン大会があり、公式認定コースとお聞きしました。いも煮とマラソンでお客様を呼べるのではないでしょうか。“もみじの天童”に因んだアイディアも絡めて全国に発信し、もっと天童温泉のPRをお願いします。
 また、駅馬車号は、新幹線の時間に合わせて、温泉旅館を回り天童駅に行く便も検討してもらえないでしょうか。

【対応状況】 所管課等:文化スポーツ課、商工観光課
 全国から多くの参加者をお迎えし開催している「奥の細道天童ロードレース大会」は、第49回目の伝統ある公認コースの大会で、特色ある大会として、全国にPRをしております。
 一方、市民の多くの参加を呼びかけて開催している「もみじマラソン大会」は、天童市民スポーツレクリエーションフェスティバルの一つの催事として、市民に親しまれる大会として開催しているものです。
 天童温泉のPRについては、これまでも四季折々の観光PRの中で実施してきましたが、現在村山地域7市7町の観光関係者で取り組んでいる「めでためでた♪花のやまがた観光圏推進協議会事業」の中で、圏域内の観光情報の発信の充実を目指しており、天童温泉だけでなく天童市の観光について、国内外に向けた観光情報の発信に努めていきたいと考えています。
 観光駅馬車については、天童温泉協同組合が運行を実施していますので、御提案の内容を直ちに伝えたいと思います。


No.76 まちづくり市民会議が提言した事項の市政への反映状況の公開について
【提言・意見】
 昨年、公募による「まちづくり市民会議」が設置され、貴重な提言が作成されました。その後約1年が経過しておりますが、行政サイドで「提言」がどのように受け止められ、日常の業務に反映されてきているものか深い関心を持っています。
 基本はPlan→Do→Check→Actionです。1年経過の節目でもあり、まちづくり委員会を招集して進捗状況を説明するなどが必要であると思います。せっかくの公募による「やる気ある市民」の「やる気」を阻喪させないためにも、実施をお願いします。また、市民に対しても同様の情報公開をお願いします。

【対応状況】 所管課等:市長公室
 「まちづくり市民会議」からいただいた提言については、第六次天童市総合計画を策定する中で参考にさせていただくとともに、できる限り計画の各施策に反映させたところです。
 今年度は、第六次天童市総合計画の計画期間の初年度でもあることから、計画の進捗状況については、1年経過後の平成23年度以降に毎年度評価を行い、次年度の実施計画に反映させていきます。その際に取りまとめた結果については、市のホームページ等を利用して市民の皆さまにお知らせしていく考えです。


No.77 天童高原から面白山へ向かう道路の一方通行化について
【提言・意見】
 これから面白山のコスモスが美しく咲き誇ると思います。
 昨年散策に行きリフレッシュしましたが、帰路が3時間も掛かり大変疲れました。道幅が狭く、運転未熟の方も多々います。すれ違う事もできず、後方の車が前に前にと近づいて来るのでバックする事も出来ず立ち往生していた車が何台もいました。
 山形市側と天童市側両市双方で考えて1方通行にしていただけないでしょうか。ご検討ください。

【対応状況】 所管課等:農林課
 天童高原から面白山に向かう道路は、林業生産及び森林管理のために整備した林道ですので、その構造上、道幅が狭い所や急カーブも多くなります。通行規制は、林業及び地域住民の生活上の利用に支障となりますので、一般に利用される方は、注意してご通行いただきますようお願いします。
この記事に関するお問い合わせ

担当課: 総務部市長公室
tel: 023-654-1111
fax: 023-653-0704

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