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まちづくり懇談会の提言に対する対応状況

平成28年度 津山まちづくり懇談会

No.1 通学路の安全対策について
【提言・意見】
 防犯協会津山支部では、独自で津山小学校区内で通学路の危険箇所の点検を行いました。その結果、次の場所が危険箇所と認められますので、対応をお願いします。
 ア 寄的公民館の交差点南方に1メートルの水路が2箇所あります。登下校時は危険ですので、ガードフェンスの取り付けを御検討いただけないでしょうか。
 イ 立宿上の通学路は狭く、子どもたちは、側溝の上を歩くこともあります。その側溝に段差が見受けられるほか、側溝蓋に15センチ以上のすき間がある箇所もありますので、修繕をお願いできないでしょうか。
 ウ 下貫津地内の貫津沼周辺の通学路脇のフェンスのパイプの一部が外れている箇所も見受けられます。また、フェンスの赤錆がひどいので修繕をお願いできないでしょうか。

 

【対応状況】所管課等:建設課・教育総務課
 防犯協会津山支部の皆様が独自に点検いただいたことに感謝申し上げます。市におきましても、天童市通学路交通安全プログラムに基づき、教育委員会、各道路管理者及び警察署等が連携し、通学路における安全点検を実施しています。お気付きの点がございましたら、津山小学校をとおして教育委員会へ御連絡をお願いいたします。
 なお、御指摘いただいた箇所については、次のとおり対応します。
 ア 平成28年11月10日までに完了しております。
 イ 県に要望したところ、現地を確認し対応するとのことでした。
 ウ 現地を確認の上、今年度中に修繕します。
 

 


No.2 河川の水量管理について
【提言・意見】
 津山地区には、古瀬川、隅田川、倉津川と3つの川があります。過去10年ほど前に、古瀬川が大水になったことがあります。雨が降る度に心配になるので、どれくらいの雨量になると、河川の大水が心配されるのか、情報提供していただきたいと思います。

 

【対応状況】所管課等:建設課
 3つの河川を管理する山形県に照会したところ、津山地区内の古瀬川、隅田川、倉津川は、砂防指定河川となっており、地形が急勾配で、降雨時の出水を安全に下流へ流すために、県において、コンクリート三面張で整備を行っています。
 この設計上、一定程度の降水量に対応できる構造になっておりますが、砂防指定河川の場合は、一般河川と異なり、単純に降水量だけの心配にとどまらず、土砂の堆積など様々な事象に注意を払わなければなりません。よって、市が発信する情報に注意され、万一の場合はいち早く避難する行動をとることが必要であると考えます。
 

 


No.3 回転灯の設置について
【提言・意見】
 津山小学校付近の横断歩道に設置してされている回転灯は、平成23年度に寄附いただいたもののようです。交通安全の観点からも、回転灯が有効であると思うので、交通量が多い道路には、今後、行政として回転灯の設置をお願いいたします。

 

【対応状況】所管課等:生活環境課
 横断歩道に設置する回転灯については、交通量や危険度等を考慮し整備してまいります。
 なお、横断歩道を通行しようとする歩行者がいるときは、自動車等は一時停止し、歩行者の安全確保に努めなければいけません。市としても、警察と連携し周知を図ってまいります。皆さんにおかれましても、地元の交通安全協会を中心に周知徹底してくださるようお願いします。
 

 


No.4 格知学舎の管理について
【提言・意見】
 上貫津の格知学舎は、市文化財という看板は上がっているものの、個人所有の財産ということから、数年前から施設の手入れがいき届かなくなってしまっています。以前は、市の観光スポットとして、格知学舎とモミジを紹介していただきましたが、地域でも保護や保存について悩んでいるところですので、今後とも市の支援をいただければと思います。

 

【対応状況】所管課等:生涯学習課
 県指定史跡である格知学舎は、所有者が県及び市の補助金の交付を受けながら、日常の管理業務として、庭園の樹木の剪定、草刈り、苔の手入れ、雪囲い、冬期間の除雪等を実施しており、庭園の維持管理を行っています。
 市では、今後とも、適正な環境を維持するための管理事業に対する補助金の交付を継続するとともに、適宜、格知学舎を訪問の上状況を確認し、地域の皆様の御協力もいただきながら、格知学舎の適切な保護を支援してまいりたいと考えています。
 

 


No.5 右折レーンの設置について
【提言・意見】
 天童高校から国道13号に出る車両が、朝夕一時的に多くなり、ダイハツ天童店の交差点は、右折レーンがないため、渋滞になります。右折レーンを設けるなどの渋滞緩和の対策をお願いします。

 

【対応状況】所管課等:生活環境課・建設課
 天童高校から国道13号に接続する市道久野本若松線については、整備時点での計画交通量では、右折車線の必要のない路線でありました。今後、交差点の渋滞解消について、調査を行っていきたいと思います。
 

 


No.6 町内会への加入促進について
【提言・意見】
 町内会会員の拡大のため、行政から転入者への呼びかけをお願いします。その他、行政から町内会への加入を勧めるようなチラシの配布等の支援をいただければ大変ありがたいです。

 

【対応状況】所管課等:総務課
 自治組織は、地域の住民自らが組織し運営するものであります。このことから、行政から町内会加入を勧める働きかけは難しいと考えていますが、町内会の活動によって市民の生活が支えられていることや、町内会の役員の皆様が御苦労されていることは承知していますので、今後、転入者等に対し、町内会加入をお知らせすることについて、どのような方法があるのか共に相談しながら考えたいと思います。
 

 


No.7 除雪方法について
【提言・意見】
 除雪作業の後、道路脇に山になった雪が家の前などに残っているときがあります。市街地では、残った雪を捨てるところが少なく、片付けるのに毎年苦労しています。特に高齢者世帯、単身世帯などでは、家の前に残された雪の片付けが大変ですので、配慮していただけないないでしょうか。

 

【対応状況】所管課等:建設課・保険給付課
 道路の除雪においては、道路の状況や降雪の状況に合わせ、決められた作業時間の中で、安全に配慮しながら道路脇に雪を寄せ、道路交通の確保を行うことを基本に除雪作業を進めています。
 今年度の除雪に関する打合せを業者の皆さんと行いますので、どのような対応が可能か、話をしたいと考えています。
 なお、65歳以上の単身高齢者、65歳以上の高齢者のみの世帯の方で、在宅での生活に支障を来す方を対象として、日常生活上の軽易な作業(除雪・排雪など)を低料金で提供する制度がありますので御活用ください。
 

 


No.8 市街化調整区域の開発について
【提言・意見】
 国道13号の西側には住宅が立ち並ぶ一方、東側は様々な制約があって活性化していないようです。国道13号の東側に石橋地区ができたことによって、活気がでてきたと思いますので、今後も地域の活性化に向けた取組をお願いします。

 

【対応状況】所管課等:都市計画課
 貫津石橋地区については市街化調整区域でありますので、市が主体となり開発を進める計画はありませんが、都市計画マスタープランにおいて「工業・業務地の整備・保全を図る地域」と位置付けられておりますので、開発行為の許可基準に則して当該用途で活用されることはやむを得ないものと考えています。
 したがって、地域の皆様が主体となり、天童市土地利用基本構想との整合を図りながら、地域住民や地権者の意見を取りまとめ、地域の特性や優位性を生かした開発計画を策定していただき、それを開発事業者等に提案し理解を得ることにより開発を行うことは可能となります。
 

 


No.9 通学路の安全対策について
【提言・意見】
 一中の通学路になっている貫津沼周辺は、夕方になると薄暗くて気味が悪くなります。特に女子中学生は怖くて貫津沼脇の通学路を通れないということで、家族が車で迎えに行っているようです。安全安心な通学路の整備をお願いします。

 

【対応状況】所管課等:建設課・教育総務課
 御指摘の道路は、第一中学校の通学路として貫津地区及び奈良沢地区の一部の生徒が利用しています。貫津沼の外周部に沿った道路のためカーブが連続し、以前から交通安全面及び防犯面での危険性について御指摘をいただいています。
 より安全な代替ルートを検討した経過がありますが、越王山又は八幡山を迂回するルートとなり、現通学路と比較し通学距離が約2倍となるなど、適切な代替ルートを見出すことができませんでした。
 当面、現在の通学路を利用することになりますが、教育委員会をはじめ、市道管理者である建設課、交通安全・防犯担当の生活環境課及び天童警察署等と連携し、通学する生徒への歩行指導や通過車両への速度抑制を喚起するなど、可能な範囲で危険要因を除去し通学路の安全確保に努めていきます。
 

 


No.10 青年団への支援について
【提言・意見】
 現在、市内において活動している青年団は、津山と山口の2つです。津山青年団では27人が活動していますが、若い人の活動を支援していただきたいため、助成金交付について検討していただけないでしょうか。

 

【対応状況】所管課等:生涯学習課
 若い世代が地域との関わりが少なくなっている中で、津山地区青年団は、地区の運動会や文化祭で団長が実行委員長を務めるなど、公民館事業に大きな役割を果たし活躍されています。今後とも、組織の魅力を高めながら活発に活動を展開されるよう期待するとともに、市としても、直接的な財政援助を行うことは困難ですが、地域活動の拠点である市立公民館を通じて、青年団活動の支援に努めていきます。
 

 


No.11 市立津山公民館の新築について
【提言・意見】
 市立津山公民館が新築されると伺っています。津山財産区には、今年、地元が育ててきて樹齢50年を迎える木材があります。ぜひその木を市立公民館に使用していただきたいと思います。地域のために使っていただければ幸せだと思いますので、御検討をお願いします。

 

【対応状況】所管課等:生涯学習課
 市立公民館の改築については、公共建築物の木材の利用促進、建設財源として林野庁補助金が活用できることから、寺津・成生・蔵増・高擶の各市立公民館については木造の建物としてきました。しかし、市内の木材については、必要な数量の確保やコスト、品質などの課題があったため、使用できませんでした。
 市立津山公民館の新築についても、津山財産区が所有する木材の使用については同じ課題があるほか、また、林野庁補助金の補助率が下がり、補助内容や条件が厳しくなっていることから、今後、地域の皆様や森林組合、財産区などと、建設財源やコストも踏まえた上で相談をさせていただきたいと考えています。
 

 


No.12 市立津山公民館の新築について
【提言・意見】
 市立公民館が新築されるにあたって、ぜひ女性の視点も取り入れていただき、女性が集まれる場として整備されるよう希望します。また、女性の意見が吸い上げられて、活かされるような設計・施工をお願いします。

 

【対応状況】所管課等:生涯学習課
 最近改築された市立公民館でも、調理室のレイアウトや設備、部屋の配置など、利用者の立場から、多くの女性の声が設計に反映されています。市立津山公民館の改築にあたっても、様々な役職の方による建設検討委員会が組織されますので、女性の皆様にも多く参加していただき、使いやすく地域の皆様に親しまれる公民館になるよう御意見をお聞きしたいと考えています。
 

 


No.13 紅花まつりへの支援について
【提言・意見】
 紅花をつくって20数年が経ちました。県内の紅花の産地は、山形市高瀬、白鷹、河北、中山とありますが、今年、各地の紅花まつりを見て回りましたが、天童の紅花まつりが最高でした。紅花まつりを継続する課題は、やはり労働力の問題であります。シルバー人材センターから協力をいただいていますが、なかなか労働力が集まらないので、市には、労働力の確保について、御協力をお願いいたします。

 

【対応状況】所管課等:商工観光課
 本市の紅花まつりは、週末のイベントに加え、平日も観光客の皆様に紅花を観賞できるよう実行委員の当番制でお客様をお迎えしております。
 今年は紅花メイトと称してボランティアを募集するなど、新たな取り組みを加えながら紅花畑の維持管理体制の充実を図っているところです。
 市としましては、作業のための人件費を含めた栽培委託を、地元の紅花栽培組合の方々にお願いしているところですが、関係団体と労働力の確保について引き続き協議してまいります。
 

 


No.14 ホタルの保護について
【提言・意見】
 数年前からジャガラモガラにホタルが飛んでいるという話がありましたが、去年、観察することができました。その時は、たくさんホタルが飛んでいました。素晴らしい光景でした。今年は津山小学校の児童と保護者に声をかけて観察しました。このホタルを保存していくために、どのようなことをしたらいいのかわかりません。ぜひ市からホタルの生育環境の保護等について指導していただける方を紹介していただければと思います。

 

【対応状況】所管課等:生涯学習課
 ホタルについて研究している専門家に、ジャガラモガラに生息しているホタルの保護の方法について伺ったところ、安定した環境条件を維持することが大切であるとのことです。具体的には、ホタルの発生数の変化や生息地の植生の変化、幼虫の餌資源の状況等を確認しながら、現在の生息環境を維持し、発生状況に変化が現れた場合は要因を分析して対応する方法がよいとのことです。
 今後、引き続き、ホタルの専門家やホタルの生息環境を保全するために配慮すべきことなどを情報提供しながら、地元の皆様と一緒に保護に努めていきたいと考えています。
 
この記事に関するお問い合わせ

担当課: 総務部市長公室
tel: 023-654-1111
fax: 023-653-0704

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