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まちづくり懇談会の提言に対する対応状況

平成2­5年度 荒谷まちづくり懇談会

No.1 自主防災会との意見交換について
【提言・意見】
 先日、荒谷地域で開催した市総合防災訓練について大変ありがたく思っています。ぜひ地域の方々との反省会を開いて、話し合いの場を設けていただきたいと思います。

 

【対応状況】所管課等:危機管理室
 市総合防災訓練に荒谷地域の多くの皆さんに御参加いただき、無事終了できたことに感謝申し上げます。訓練の反省や成果を十分検証し、今後に反映していくため、荒谷地域の自主防災会の皆さまと意見交換の場を設けたいと考えていますので、よろしくお願いします。
 

 


No.2 消火栓が使えない時の消火方法について
【提言・意見】
 断水時など、消火栓が使えない時の消火方法はどのように考えていますか。

 

【対応状況】所管課等:消防課
 消火栓が使用できない状況下での火災対応は、消火栓以外の消防水利として認定している505基の公設防火水槽、24か所のプール・池・沼や17基の私設防火水槽のほか、堰等を流れる水を止めて消火活動を行います。さらに、本市消防署には、10立方メートルの水を積載する小型動力ポンプ付水槽車を配備しており有効に活用します。
 また、広域消防相互応援協定により、近隣の消防署から水槽付消防ポンプ車による相互応援体制も確立されております。
 

 


No.3 防災訓練への小中学生の参加について
【提言・意見】
 断水時、給水活動で中学生ボランティアが活躍してくれましたが、先日の市総合防災訓練では中学生が参加する場面がほとんどありませんでした。今後、防災訓練のメニューの中で、中学生や小学生が多く参加できるようにしたら良いのではないでしょうか。

 

【対応状況】所管課等:危機管理室・学校教育課
 東日本大震災以降、市内各小中学校では非常災害時対応計画を見直すとともに、日常の安全指導や避難訓練を通して、児童生徒の防災意識や危機管理意識を高める教育の一層の充実を図っているところです。
 今回、荒谷地域で実施した市総合防災訓練では、児童生徒による消火訓練を企画し、地元の小学生5名と中学生5名の参加をいただき、消火訓練を実施しました。
 今後は、各種防災訓練に多くの児童生徒が主体的に参加できるよう、小中学校や自主防災組織を通して積極的にはたらきかけていきますので、地域での御協力もよろしくお願いいたします。
 

 


No.4 救急車の出動について
【提言・意見】
 先日、山形市で救急車が出動しないために大学生が死亡したという事件がありました。最近、救急車をタクシー代わりに使うというようなこともありますが、天童市では、救急車の要請があればなるべく応じていただきたいと思います。

 

【対応状況】所管課等:消防課
 本市の、平成24年の救急出動件数は2,281件で、年々増加の一途をたどっています。
 救急出動については、いたずら電話と確認されたもの以外についてはすべて出動しています。
 救急車の適正な利用については、市報掲載、ポスター掲示、応急手当講習会などにおいて広報を行っていますが、市民の皆さまの御理解と御協力をお願いいたします。
 

 


No.5 介護用品の支給手続について
【提言・意見】
 市から要介護2の認定を受けていますが、紙オムツ等の援助用品の支給を受ける際、民生委員の印鑑が必要ですが、プライバシー上、知られたくない部分もあるので、何とか手続きを簡略化できないでしょうか。

 

【対応状況】所管課等:社会福祉課
 紙おむつの支給については、介護認定を受けている寝たきりや認知症等の高齢者で、常時失禁の状態にあり、常に紙おむつが必要な方を対象としています。そこで、支給の対象となる状態を確認し、公平かつ適正に紙おむつ支給業務を行うために、守秘義務のある担当嘱託区の民生委員から証明書を出してもらっています。
 今後は、ケアマネジャーを統括する指導的立場にある市地域包括支援センターに、支給対象者の実態把握をお願いできないか考えていきます。
 

 


No.6 婚活支援について
【提言・意見】
 荒谷地域に限らず市全体に言えることだと思いますが、最近結婚しない若者が多く、子供も減っています。市として、結婚サポーターのような婚活支援の制度をつくれないでしょうか。

 

【対応状況】所管課等:市長公室
 ご提言のとおり、定住人口の確保は全市的な課題となっています。定住人口を確保するため、結婚活動の支援は重要な取組みですが、婚活は広域的な取組みの中で行った方がより効果的ですので、市独自として結婚サポートセンターを設置するのではなく、県のやまがた結婚サポートセンターや縁結びたいなどの普及啓発を進めて行きたいと考えています。
 また、婚活イベントなどの内容については、市のホームページや広報等でお知らせしていますので、ぜひ御活用下さい。
 

 


No.7 農作物のカラス被害対策について
【提言・意見】
 例年質問していますが、農作物のカラス被害について、何か対策はないのでしょうか。猟友会による400羽のカラス駆除ぐらいではなんともなりません。もっと前に進んだ対策をお願いします。例えば、製薬会社に相談して、薬品の開発やホルモン剤の投与により繁殖を止める方法など御検討願います。

 

【対応状況】所管課等:農林課
 農作物のカラス被害対策としては、やはり遊休農地を整備して餌場を無くすことや防鳥ネット等を設置するなどしてカラスを寄せ付けない営農管理を行うことが有効だと考えています。
 また、一斉駆除の実施回数を増やしてカラスの捕獲数を増やしてみることなども効果があると思います。捕獲の方法については、有害鳥獣捕獲のための捕獲許可基準を定めている「山形県第11次鳥獣保護事業計画」で、カラスの捕獲は「銃、箱わな」による捕獲以外は許可されていませんので、御理解をお願いします。
 

 


No.8 果樹経営支援対策事業の対象品種について
【提言・意見】
 果樹経営支援対策事業について、対象の苗木は市の奨励品種が決まっていて、それ以外は植えられないようですが、本人の意欲の向上のためにも、もっと多様性があってもいいのではないのでしょうか。

 

【対応状況】所管課等:農林課
 果樹の生産振興に関しては、天童市果樹産地構造改革計画において、「さくらんぼ」や「りんご」など6品目について、それぞれ生産を振興する品種を定めています。これは、長期的に安定した数量の出荷体制を確立しブランド化を進めることにより、市場における信頼と競争力を獲得し、有利販売につなげることを目的にしているものです。
 生産を振興する品種に関しては、今後とも、県園芸試験場や市場などの動向を注視しながら有望品種等の情報を収集するとともに、生産者や消費者の皆さまの意見を取り入れていきたいと考えています。
 

 


No.9 モンテディオ山形のホームスタジアム問題について
【提言・意見】
 モンテディオ山形のホームスタジアム問題について、市から離れないようにぜひもっと頑張っていただきたいと思います。

 

【対応状況】所管課等:文化スポーツ課
 株式会社モンテディオ山形は、年内に新スタジアム構想について方向性を打ち出したいとしています。平成4年のべにばな国体の開催地が天童市に決定した当時の状況を検証すると、新スタジアムの立地場所については、天童市内へと決定して欲しいという思いを強く持っています。ぜひ皆さまの後押しをお願いします。
 

 


No.10 農地の集積化について
【提言・意見】
 今後の減反政策の廃止や戸別所得補償制度廃止など、現在、農政の転換期を迎えていると思います。荒谷地域は果樹が多いのですが、合理性・効率性を高めるため果樹の団地化・集積化が将来的に必要ではないでしょうか。

 

【対応状況】所管課等:農林課
 本市では、経営転換等による農地の提供者に対して交付する農地集積協力金等を活用し、人・農地プランに位置付けられた地域の中心経営体への農地集積を推進しているところです。
 農地集積協力金は、農地利用集積円滑化団体にすべての自作地を白紙委任する場合など、一定の要件を満たせば交付の対象になります。しかし、樹園地については労働集約型であるため、さらなる規模拡大が困難な農業者が多く、農地利用集積円滑化団体においても受け手の確保に大変苦労している状況にあります。
 また、樹園地は水田や畑と異なり、集積を図るためには改植が伴うため、一定の費用と時間がかかるという負担が生じます。
 人・農地プランがスタートしてから、青年就農給付金等の効果もあり新規就農者が増加しており、今後も増加が見込まれますので、新規就農者が白紙委任された樹園地の受け手になっていただけるよう、農地利用集積円滑化団体との連携を密にし、新規就農者を中心とした地域の中心経営体に対する情報提供や相談業務の強化に努めるとともに、放任樹園地が発生しないよう、遊休農地解消対策事業等の活用を促し支援していきたいと考えています。
 
この記事に関するお問い合わせ

担当課: 総務部市長公室
tel: 023-654-1111
fax: 023-653-0704

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