行政

提言

市政への提言対応状況

令和元年12月21日〜令和2年1月10日受付分

No.65 ワイン特区による地域振興について
【提言・意見】
 ワイン特区により、最低生産量が年間6キロリットルから2キロリットルに緩和されるため、新規ワイナリーの開業が増え、次のような効果が期待できると思います。

・後継者不在農家、耕作放棄地の受け皿

・ワインツーリズムによる集客で関係人口の増大

・Uターン・Iターンの促進

・ワイン文化・産業の振興

 荒谷には、以前、ワイン工場が2社あり、良質なぶどうの産地です。ワイン特区による地域振興について、ご検討お願いします。

 

【対応状況】 所管課等:農林課
 現在、山形県内でワインの特区認定を受けているのは上山市及び南陽市の2市です。その2市では、ワイン特区の認定は受けたものの、ワインの醸造・販売により経営を行っていくためには酒税法の「特例措置」である年間2キロリットルの規模では利益を出すことは難しく、特例措置を受けて経営を行っている農家の方はいないとのことです。また、特例措置を受けた場合はその特区内の原材料しか扱うことができないなどのデメリットもあります。 
 既存の施設を利活用する方法も考えられ、今の時点でワイン特区を申請することは考えていませんのでご理解をお願いします。

 

 


No.66 コンビニに対するごみの処分費用の助成について
【提言・意見】
 最近、特に市道高木蔵増線のごみのポイ捨てが多くなりました。コンビニのごみ箱が店の中に設置されたことで捨てづらくなったことも要因でしょうか。コンビニに対してごみの処分費用の一部を助成し、もう少しごみ箱に捨てやすくしてはどうでしょうか。

 

【対応状況】 所管課等:生活環境課
 コンビニでは、家庭からのごみが持込まれるなどの理由からごみ箱を店内に設置する等の対策を行っているようです。

 コンビニのごみは、事業系のごみにあたり、事業主が収集運搬業者に処理を依頼することになっていますので、ご提言のあった処分費用の一部助成については、考えておりませんのでご理解をお願いします。

 また、ご提言の場所について、定期的に巡回パトロールを実施し、ごみ拾いや看板設置等の対策を行っています。不法投棄物を発見した場合は市にご連絡をお願いします。

 


No.67 市からの感謝状について
【提言・意見】
 川原子公民館長を4年間務め、今年度感謝状と記念品の銀盃をいただきましたが、特にどうということもなく処分にも困る状況です。このようなことよりも子育てや教育等の方にお金を使ってもらえればと思います。検討をお願いします。

 

【対応状況】 所管課等:市長公室、生活環境課

 市では、公民館長や嘱託員等の地域の振興や発展に尽力された方に対し、感謝の意を表する表彰制度があります。

 市からの表彰は、市勢発展のための功績者に対するものですので、ご理解をいただきたいと思いますが、受賞の案内時に辞退されるなどの意向がある場合には、柔軟に対応していきます。

 


No.68 入れ墨・タトゥーがある方の天童温泉最上川温泉ゆぴあの入館について
【提言・意見】
 天童最上川温泉ゆぴあは、昨年頃から入れ墨をした人でも入浴が認められるようになりました。12月30日にゆぴあに行きましたが、入れ墨を背中に入れた方が多く、反社会勢力や暴力団のような方もいて、非常に怯えてお風呂に入りました。天童市は、このような状況を認めているのでしょうか。

 

【対応状況】 所管課等:生活環境課

 天童最上川温泉ゆぴあでは、市で平成24年4月に天童市暴力団排除条例を施行したことにあわせ、「暴力団関係者等及び入れ墨・タトゥーのある方」の入浴・入館禁止のポスターを掲示してきました。

 しかし、平成29年2月の政府答弁で「入れ墨・タトゥーがあることのみで、公益を害し風俗を乱す恐れがある行為に該当すると解するのは困難である」等の発言や、インバウンドの増大により入れ墨・タトゥーが当たり前の外国人やファッション感覚の若者の増大から、外見等で暴力団と判断し入浴を制限することが難しくなっています。そのため、あくまでも暴力団関係者等の入浴は認めていませんが、平成30年秋ごろよりポスターの掲示を取りやめて対応している状況にあります。

 今後は、改めて表現を変えたポスター等を掲示しながら、迷惑行為等があった場合には全従業員が統一した対応ができるようマニュアルを作成して対応していきますので、ご理解をお願いいたします。

 


No.69 芳賀タウン内の垣根とフェンスの設置基準について
【提言・意見】
 芳賀タウンの垣根とフェンスの設置基準について、以前も何度か意見しましたが、分譲が進んで、垣根や柵の構造についての制限が守られていない家が更に増えているようです。改善されたところは知る限り見当たりません。「50%以上透視可能なフェンス」については、相当数見られますが、どのような対応をしているのか、具体的な改善案を示してください。

 

【対応状況】 所管課等:都市計画課

 地区計画制度については、市ホームページや市報で周知を図っていますが、平成30年12月と令和元年5月に同様のご提言をいただいた後、新たな方法として回覧板等で広くお知らせするとともに、昨年7月には、天童市内で住宅着工の実績があるハウスメーカーや工務店等、約100社に対し通知を送付しました。

 また、注意喚起のチラシを作成し、都市計画課窓口で配布するだけではなく、必要に応じて各地区の計画内容のパンフレットとともに建築主へ郵送でお届けするなど、制度内容を認識いただけるよう周知を徹底しております。

 建築物や工作物が地区計画の基準に適合していないことが施工後に判明した場合には、所有者に対し、改善するよう継続して指導していきますので、ご理解をお願いいたします。

 


No.70 高齢者健康福祉施設「天童温泉はな駒荘」の料金について
【提言・意見】
 新たな高齢者健康福祉施設「天童温泉はな駒荘」の料金を、庶民も毎日利用できるよう、100円か200円にしてほしいです。高齢者等の利用料金が300円では、毎日入浴した場合、自宅で入浴した場合の光熱水費と同じになってしまいます。

 

【対応状況】 所管課等:社会福祉課

 令和2年4月に開業予定の高齢者健康福祉施設「天童温泉はな駒荘」の料金については、近隣の類似施設の料金を参考にした上で一般の方は350円と設定しています。また、高齢者や障がい者の健康促進に寄与するという目的の施設であるため、65歳以上の方と障がい者の方は250円という設定になっています。なお、小学生は100円で乳幼児は無料です。

 はな駒荘では、これまでのふれあい荘や公衆浴場には無かった洗髪剤なども配置し、湯上りに無料で休憩できるラウンジや健康相談室を設置するなど、様々な面で設備を充実させています。そのため、これまでの料金と比較すると、利用する方の負担は大きくなりますが、今まで以上にサービスが向上していますので、ご理解をお願いいたします。

 


No.71 災害に対応できる堤防や河床整備について
【提言・意見】
 近年、台風などの気象災害が全国で複数発生しています。立谷川は以前から災害がほとんどない河川で安心していますが、昨年の台風15号、19号のように記録的大雨に対応できるよう、堤防や河床整備の検討をする必要があるのではと考えます。

 

【対応状況】 所管課等:建設課

 この度の御提言について、河川管理者である山形県に伝えたところ、「立谷川の施設の整備につきましては、既往最大と同等の洪水流量に対し、安全に流下できることを目標に整備を行っている状況にあり、現在のところ、新たな河川改修は計画されていません。

 また、国道13号の橋梁付近において、河床洗掘などによる護岸の破損が確認されたことから、平成28年度より対策工事を実施しており、今ある河川施設が適正に機能するように、河川パトロールなどを行いながら維持管理に努めている。」との回答をいただいています。

 市としましては、災害から身を守るため、皆様にお配りしている「天童市洪水ハザードマップ」を御活用いただくとともに、日ごろから「自らの命は自らが守る」意識を持ち、自宅周辺の危険箇所や避難所を確認するなど、災害への備えをお願いしたいと考えています。

 


No.72 舞鶴山の散策路工事について
【提言・意見】
 現在、舞鶴山の展望台付近で工事をしていますが、せっかくの自然の景観を損ねているような気がします。なぜ、展望台のすぐ近くにデッキなどを設けなければならないのでしょうか。自然と調和した景観を考慮した工事なのか、疑問に思います。自然を著しく損ねる工事は中止すべきだと思います。

 

【対応状況】 所管課等:都市計画課

 現在、展望台を含む山頂へ至る道路には歩道がなく、自動車と歩行者の通行が混在している状況にあります。このため、歩行者が安全に山頂へ行くことのできる散策路を整備することを目的として、今回の工事を実施しています。

 散策路の構造は、現状の地形をなるべく保全できるようなデッキ構造を採用し、市の木である「もみじ」をはじめとした様々な樹木などの自然を楽しんでいただける空間整備を目指しています。また、デッキの色は茶系にするなど景観にも配慮をしていますので、ご理解をお願いいたします。

 

この記事に関するお問い合わせ

担当課: 総務部市長公室
tel: 023-654-1111
fax: 023-653-0704

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