行政

提言

市政への提言対応状況

平成23年7月29日~平成23年8月19日受付分

No.66 公園の管理について
【提言・意見】
 毎年春から秋にかけて地域の公園の除草を町内会で実施していますが、月1回の除草ではとても除草しきれないのが実情です。そのままでは藪のようになってしまうので町内会役員で適宜下草刈りを毎週のようにしています。
 公園への除草剤の使用がいけないことのような提言への回答がありましたが、除草剤の使用を検討せざるを得ないほど公園除草は町内会にとって大きな負担となっています。
 町内会会員は地域の住民=市民です。つまり、天童市に税金を支払っている納税者です。決して天童市の非常勤無給職員ではないのです。理解していますか。
 除草剤を使用した町内会を批判するならば、除草剤を使用しなくても済むように盛夏期には市が直接月に1回程度公園の除草を行うべきです。
 何でもかんでも町内会に丸投げするのではなく、地方公共団体としての責任をきちんと果たして下さい。

【対応状況】 所管課等:都市計画課
 市内には115か所の公園があり、地域の融和や健康づくりのため、また、災害の際の地域の避難場所に指定されるなど様々な形で地域の皆様に親しまれています。
 管理の方法としては、地域に密着した109か所の公園について、地域から推薦をいただいた「公園管理協力員」と地域が一体となり、実情に合わせた日常の維持管理や美化活動などを行っていただいています。市においては中高木等の剪定や間伐、遊具等の公園施設の補修や修繕、公園全体の安全を維持するためのパトロールなどを適時に行い、市と地域の連携による維持管理を行っています。
 除草剤については様々な考え方がある中、公園によっては地域の実情等によりやむを得ず除草剤を使用していますが、できる限り除草剤の使用を避け除草を行うようお願いしています。
 今後とも、地域の皆様と連携を図りながら、より良い公園の維持管理を行っていきますので、町内においても、ぜひ、公園の様々な維持管理について多くの方々から参加していただけるよう話し合いを深めていただき、一人ひとりの積極的な維持管理活動への御理解と御協力をお願いします。


No.67 市営住宅の入居基準について
【提言・意見】
 市営アパートに何回も応募していますが、全く当たりません。母子家庭にも関わらず男性と住んでいたり、夜のアルバイトをしていても申告していなかったり、真面目に生きている人が入居できないのが非常に残念です。市役所の職員は本当に実態を確認しているのですか。

【対応状況】 所管課等:建設課
 市では、住宅に困窮する方に対し生活の安定を図るために、所得制限を設けて市営住宅を賃貸しています。市報等に募集要項を掲載し、希望者の収入、住宅に困窮している等、条例に定める資格要件を満たしていれば入居することができます。
 入居希望者については、実態調査を実施し、状況の把握に努めており、希望者が募集戸数を超える場合には、入居者選考委員会を開催し、住宅困窮の順位を適正に判定して入居者を決定しています。
 また、入居後においても、毎年、収入申告書の提出を求め、実態に即した家賃の設定を行っていますので、御理解をお願いします。


No.68 第一中学校改築事業における特別支援教室の配置について
【提言・意見】
 一中の改築工事基本設計についてうかがいます。特別支援教室が普通教室から隔離されているのはどうしてでしょうか。
 個別支援教室と特別支援教室は設置の目的が違うと思います。一緒に並べるのは支援する側が便利になるようにとの配慮からかと思いますが、特別支援教室は普通教室と近い位置に置き、心理的にも生徒同士が交流を持てるような配慮をしていただけるといいと思います。
 新しい学校には特別支援教育のねらいをきちんと取り入れた学校づくりを期待します。よろしくお願いします。

【対応状況】 所管課等:教育総務課
 御心配いただき、ありがとうございます。第一中学校の基本設計の特別支援教室の配置につきましては、「通常学級の生徒と交流しやすい教室」、「職員室、保健室、トイレなどに近接した教室」、「できれば、体育館やグラウンド、中庭にすぐ出られる教室」などを柱に検討してまいりました。
 これからの特別支援教育におきましては、これまで以上に生徒の実態も多様化、重度化が進行すると予想されます。そのため、通常の生活にほとんど支障がない生徒だけでなく、物音(騒々しさ)に敏感に反応する生徒や人との接触を極端に忌避する生徒も入級してくることが考えられます。また、速やかな保健的な支援が必要であったり、緊急な大人の対応が必要であったりと、さまざまな教育的配慮が臨機応変に求められると予想されます。
 御心配いただいた「交流」につきましては、生徒の健やかな成長のためには、日常的な自然な交流だけでなく、教育的視点からの意図的な交流が必要であると思います。その意味では通常学級に近接するという物理的距離の問題よりも、いかに教育的な配慮を行うかが大切な視点であると考えています。
 これらのことを多面的に検討し、公示したような基本設計を策定いたしました。
 なお、御意見をふまえまして、さらに検討しながら、生徒にとってより健やかに成長できる教室環境(設置場所も)を決定してまいりたいと考えています。

この記事に関するお問い合わせ

担当課: 総務部市長公室
tel: 023-654-1111
fax: 023-653-0704

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