行政

広聴

まちづくり懇談会の提言に対する対応状況

平成28年度 成生まちづくり懇談会

No.1 天童市の将来都市像について
【提言・意見】
 先般、成生地区からの要望19項目を副市長と教育長に提出しました。市長はこれまで8年間の実績があり、今後も期待しているところです。
 今後、新しい総合計画を策定されると思いますが、現段階においてどのような将来都市像のイメージを持っておられるのか、その構想の一旦をお話しいただきたいと思います。

 

【対応状況】所管課等:市長公室
 第六次天童市総合計画は、今年度が最終年度ですので、一つの区切りとして、しっかりと検証し、反省すべきところは反省し、良かったところはさらに伸ばしていきたいと考えています。
 したがって、次期計画の将来都市像のイメージは、六総の目標として将来の都市像に掲げる「笑顔 にぎわい しあわせ実感 健康都市」と同じ方向性と捉え、天童市を日本一の健康都市にすることを目指したいと考えています。
 「健康都市」とは、子どもから高齢者まで心身ともに健康であるということはもちろん、あらゆる産業が健全に発展するまち、暴力や犯罪・交通事故のないまち、スポーツや芸術文化に親しめるまち、そして健全な行財政運営を行えるまちであります。
 「健康都市」の実現に向けて、広範な施策を展開する必要がありますので、市民の皆様からも様々な御提言などをいただきながら、厚みのある施策に取り組んでいきたいと考えております。
 具体的には、人口減少の抑制のため、特に雇用の場の創出と教育の充実に力を入れていきたいと考えています。さらに、高齢者の皆様も安心して地域で暮らせるように、高齢者福祉の充実と地域との連携構築に取り組んでいきたいと考えています。
 

 


No.2 今後の高齢者対策について
【提言・意見】
 今年度、本市における介護保険事業に50億円超の予算がかかっているということをお聞きして、高齢化社会が進む中、我々はこれ以上負担できないのではないかと不安に思っています。
 これからは、介護予防については地域の中で支援する形になりそうですが、価値観の多様化する中で社会的な連帯感の希薄化傾向が一段と進み、老人クラブの消滅や婦人会等の組織衰退が一層進んでいます。一部の地域では老人クラブの組織がなくなったとも聞いています。
 今後の、高齢者対策についての考え方についてお伺いします。

 

【対応状況】所管課等:保険給付課・社会福祉課・生涯学習課
 超高齢社会を迎えた現在において、各種団体の組織の維持が難しくなってきていることが地域の共通課題となっていることについては、十分認識しています。
 そのため、事業の運営に当たっては、前年度の踏襲ではなく、事業に対して何が求められているのか、その目的を十分に理解した上で、地域全体や各種団体の会員に対して、魅力ある事業を提案していくことが大事です。
 また、事業の担い手として、これまで以上に地域の様々な人材を巻き込んでいくことも大切です。その担い手については、これまで主な役割を果たしてこられた地域づくり委員会や地域社会福祉協議会、老人クラブ、いきいきサロンの皆様だけでなく、これらの団体に所属していなくとも地域において活発に活動している「元気な高齢者」から積極的な協力をいただくことが、今後ますます重要になってくると思われます。天童未来塾の卒業生などの地域のリーダーの皆様から、これらの方々の活躍の場をつくっていただきたいと考えています。
 さらに、地域の皆様がお互いに支え合い、助け合いながら安心して住み続けられるよう、地域包括ケアシステムにおける居場所づくりを推進し、市立公民館をその拠点として、高齢者の皆様が住み良いまちづくりを進めます。
 

 


No.3 押切川の環境整備について
【提言・意見】
 成生地域づくり委員会では、地域の子どもとの事業については、学校も一緒になって活動しています。自然の大切さや命の大切さなどを理解してもらおうと、川に入って生物を観察したり、マスを捕まえたりする体験を行っています。また、学校ではサケの稚魚放流も行っています。
 ところが、これらの事業を実施するために、事前に大人が河川の清掃や草刈りをしなければならなくなっています。成生地域を流れる押切川には、身長以上の高さのカヤや樹木が生い茂っています。行政からは、ぜひそのような環境を改善していただき、昔の私たちの時代のように、今の子どもたちが川遊びをとおして自然や命の大切さを学べるような環境に整備してもらえないでしょうか。

 

【対応状況】所管課等:建設課
 押切川は、県管理河川となっていますので、県に照会したところ、押切川については、乱川合流点より成生地区内は改修済区間であり、新たな河川改修計画はないようです。
 市内には大きな河川がいくつもありますが、他の河川も押切川と同様に雑草などが生い茂っている状況で、市内の一部地域においては、県及び市の担当者と地域の皆様が、現場を立会いの下、河川環境整備についての要望をしているところもあります。
 県管理における除草などは、管理用通路(堤防天端)のみ草刈りを行っており、子どもの川遊びする環境づくりまでは手が回らない現状です。県で親水や環境面にも配慮した維持管理を行うには、地域の力をお借りしないと、とても立ち行かない状況であります。
 現在、県は地域の方々が河川等の環境保全・美化を行う「山形県ふるさとの川愛護支援事業」通称アダプト事業を実施しており、天童市にも22の河川アダプト認定団体があり、成生老人クラブもその一つとして、補助金を受けて河川敷内のグラウンドゴルフ場や周辺の草刈り等をして良好な環境を維持する事業を展開しています。このような事業を活用しながら親水空間を維持管理するのも一つの方法であると考えられます。
 

 


No.4 観光名所のPRについて
【提言・意見】
 県外から本市に訪問した場合、市内にどんな観光施設があるか、天童温泉はどう行けばいいか聞かれたことがあります。
 県外の観光事業に力を入れている自治体では、交差点などの至る所に案内看板が必ずあります。本市にもそのような観光施設まで案内する看板が必要ではないでしょうか。
 また、若松寺近くに、素晴らしい天童焼若松窯がありますが、天童温泉のホテル・旅館で使っていただくなど、もっと観光名所等を紹介してはどうでしょうか。

 

【対応状況】所管課等:建設課・商工観光課
 国道、県道、市道に設置されている、地名や行き先の案内が表示されている青色の大きい看板や県名や市名などが表示されている白地の道路案内標識は、道路管理者が設置を行いますが、その標識に表示される地名や施設名などの記載内容も含め、一定の基準に基づき設置されていますので、青色の大きい看板に追記や表示替えを行うのは、困難と思われます。
 道路に設置されているそれ以外の市内の観光施設などを案内する看板については、市役所の担当課や観光事業者などが、道路占用の許可を得て設置しています。
 観光施設や国道、幹線道路を中心に観光案内板や歓迎看板、施設名称看板などを設置し、また、観光施設や飲食店等に観光パンフレットや観光マップを配置しながら観光客の利便性の向上に努めているところです。御提案の効果的な案内看板設置については、観光関係団体や関係者の皆様と協議しながら計画的に取り組んでまいります。
 天童焼の器の利用に関しては、アイデアの一つとして天童温泉協同組合に御提案させていただきます。
 

 


No.5 通学路の街路樹について
【提言・意見】
 柏木町地内の通学路の街路樹が大きくなり過ぎて、見通しが良くありません。以前はそこで交通事故も発生していますので、街路樹を伐採してもらえませんか。

 

【対応状況】所管課等:建設課
 御指摘いただいた街路樹の伐採については、平成28年12月2日までに完了しました。
 

 


No.6 パルテ立体駐車場の修繕について
【提言・意見】
 天童駅前パルテの立体駐車場の天井などに、石綿(アスベスト)が使用されております。一部、老朽化しているせいか、粉をふいたように崩れ落ちています。
 健康増進のために多数の方が利用されますので、改善された方がよいと思います。

 

【対応状況】所管課等:商工観光課
 パルテ駐車場を所有・管理している天童ターミナルビル株式会社に確認したところ、駐車場の天井などに吹き付けられているのは、アスベストではなく、ロックウールという製品であるとのことです。御指摘をいただきました一部崩れ落ちている部分については、今後、同社にて計画的に修繕を実施すると伺っております。
 
この記事に関するお問い合わせ

担当課: 総務部市長公室
tel: 023-654-1111
fax: 023-653-0704

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