行政

広聴

まちづくり懇談会の提言に対する対応状況

平成27年度 長岡まちづくり懇談会

No.1 指定ごみ袋について
【提言・意見】
 昨年度の長岡地域まちづくり懇談会の提言に対する対応状況について、再度、確認させていただきます。
 ごみの出し方に関連して、ごみ袋の氏名等の記入欄のレイアウト等を検討するという回答でしたが、その後、どのように進んでいるでしょうか。

 

【対応状況】所管課等:生活環境課
 指定ごみ袋の氏名等の記入欄のレイアウトについては、袋の下の方から上の方に記入欄を移動して、見やすい位置にすること、さらに、もやせるごみ袋の形体については、開き易くするために横幅を320mmから400mmに変更することをクリーンピア共立において検討しています。
 

 


No.2 防護柵の設置について
【提言・意見】
 高擶駅西口から南の鳥居道踏切までの防護柵について、JR東日本とは防護柵設置に向けて調整中という回答でしたが、現在まで設置されておりません。今も調整を行っているということでしょうか。

 

【対応状況】所管課等:建設課
 JR東日本の鉄道敷地をお借りして防護柵を設置することについて協議が整いましたので、今年10月中旬完成の予定で設置してまいります。
 

 


No.3 天童南駅から県総合運動公園までの環境整備について
【提言・意見】
 天童市モンテ応援隊としての要望です。天童南駅も開業しましたが、県総合運動公園までの案内板の設置をお願いします。
 また、県総合運動公園までのアクセス道路となるパナソニック南側の道路は、ホームゲームの際、多くのサポーターが通りますが、歩道は途中で途切れ、街灯もなく、夜は特に危険ですので、整備をお願いします。

 

【対応状況】所管課等:都市計画課
 天童南駅から県総合運動公園までのアクセス路としての歩道整備については、現在、歩行者が利用しやすい歩道の整備を検討しており、経路を示した案内板等の設置や、パナソニック南側道路(市道松城南線)への歩道整備並びに歩道照明灯の設置を計画しています。
 整備予定としては、今年度に測量設計を実施し、平成28年度から整備工事を進める計画です。
 

 


No.4 「モンテ通り」の標識の増設について
【提言・意見】
 今年の3月に「モンテ通り」の名称の看板を設置いただき、ありがとうございました。天童南駅からスタジアムまでは1.8kmあるのですが、1か所だけではどこをモンテ通りと呼ぶのか分かりにくいため、更に数か所に看板を設置いただきたいと思います。

 

【対応状況】所管課等:文化スポーツ課
 「モンテ通り」の標識の増設については、市道松城南線の整備計画もありますので、路線及び設置場所について関係機関や市モンテ応援隊と協議し、「モンテ通り」の考え方も整理しながら、増設に向けて調整を図ってまいります。
 

 


No.5 信号機の設置について
【提言・意見】
 信号機の新設と矢印信号機の増設を要望します。イオンモール天童や天童南駅の開設、更にはモンテディオ山形のJ1復帰により、長岡地区の交流人口が増加し町内も活性化しています。一方では、地区内の車両の渋滞や混雑も生じていますので、その解消と危険防止の観点からの要望です。
(1) お〜ばん天童南店北側交差点への押しボタン信号の新設
(2) 株式会社テクノス前丁字路への定周期信号の新設
(3) 定周期信号に右折矢印信号の増設3件
 ・お〜ばん天童南店南側交差点から県総合運動公園方向
 ・すき屋東芳賀店前交差点の東西線から南進方向
 ・豊栄青果物組合前交差点から東進方向
 市におかれては、交通問題研究会等でお話をいただくなど、御支援と御協力をお願いします。

 

【対応状況】所管課等:生活環境課
 信号機の設置については、今年、天童市重要事業として県公安委員会に対し要望を行っています。県公安委員会では、県内の信号機設置要望数は数多くあり、要望の全てに応えることは難しい状況のようです。
 また、右折矢印信号の付設については、天童警察署や県警察本部が交通の流れや交通量を現地調査し、必要な箇所に設置しています。
 厳しい状況ではありますが、御要望の内容について天童警察署を通じ、県公安委員会にお伝えしていきます。
 

 


No.6 天童市の財政について
【提言・意見】
 現在の天童市の借金の総額はいくらあるのでしょうか。そして、市民一人当たりにするといくらになるのでしょうか。
 また、少子高齢化を見据え、どのような返済計画となっているのでしょうか。今後、右肩上がりの社会経済状況は見込めない中で、従来のような箱物づくりはブレーキをかける必要があると思います。
 天童南駅のような多額の費用が掛かる事業をする場合には、民間企業であれば、必ず採算計画を立てて実行に移します。市の場合は、採算が合わなくとも実行しなければならない事業も中にはあるとは思いますが、そのような場合にはその理由を明らかにすることも含め、事業の実績管理とその結果を市民に分かりやすく伝える必要があると思います。

 

【対応状況】所管課等:財政課
 平成25年度末の一般会計の市債残高は209億5,572万5千円となっています。市民一人当たりの額としては33万6,314円で、県内13市の中で最も少ない額となっており、市債の償還額の負担度合を示す財政指標である実質公債費比率も平成25年度決算で6.1%と最も低い値となっているものの、今後は市債残高も上昇するものと見込まれます。
 人口減少社会の中、持続可能な市政運営に向け、財政指標等の推移を注視し、プライマリーバランスに配慮しながら、廃止や中止等も視野に、事業の見直しや事業費の平準化等に努め、健全財政を堅持してまいります。
 また、将来を見据えたまちづくりにおいて重要な投資的事業については、効果の十分な検証と必要性を明らかにしたうえで、取り組んでまいります。
 

 


No.7 消火栓用ホースの管理について
【提言・意見】
 消火栓用ホース更新時の補助金については、各町内会で点検を実施して、設置から15年以上経過したホースで使用に耐えないものが補助対象との説明でした。しかし、ホースに通水するというのは誰にでもできる事ではないと思います。消火栓は消防本部の管理、ホースと収納箱は町内会管理という話もお聞きしましたが、パソコンで設置年数等を自動的にチェックできる時代です。町内会からホースの情報を集めて計画的に一括管理してはどうでしょうか。

 

【対応状況】所管課等:消防本部
 消火栓用ホースの更新については、火災発生時には、住民による初期消火活動が被害の軽減に特に重要なことから、平成24年度からホースに穴が開いて使用に耐えられない消火栓用ホースの更新補助を行っています。
 消火栓用ホースの劣化状況の確認については、消火栓を使用しての初期消火訓練等を兼ねて、消防職員や消防団員が指導しながら実際に通水して実施していただいております。
 消火栓用ホース及び消火栓用具格納箱一式の点検や管理については、これまで通り自主防災会等で行っていだきたいと考えておりますので、御理解をお願いします。
 

 


No.8 下水道工事の状況について
【提言・意見】
 天童市の下水道事業は、昭和45年度に事業を開始し、現在では市内の98.5%の方が下水道を利用することができるようになり、県内ではトップの普及率と聞いています。生活環境の向上のため、道路などの基盤整備と合わせ進められているとのことです。
 私は石鳥居一丁目に在住しております。10年程前に市から下水道工事の実施について説明を受けましたが、最終の20m程の区間を残して工事が止まってしまいました。業者からは予算の都合で止まったとも聞きました。今後、工事は行われるのでしょうか。
 また、現在の市の下水道工事の状況と水洗化率等についてもお聞きします。

 

【対応状況】所管課等:上下水道課
 市道東伊達城線の下水道工事は平成20年度に実施しましたが、上流部については道路用地の所有権が個人のものとなっていることから、下水道の整備区域ではありますが、工事を中断している状況です。
 今回、御意見をいただいたことを契機に、関係者と調整し、来年度予算に、現在工事を中断している場所から、個人所有地である場所より手前まで延長する工事を計画したいと考えています。
 この下水道工事を実施することにより、3軒程度下水道の接続が可能になる予定です。
 また、現在、市では芳賀土地区画整理事業地内の下水道整備や市街地中心部の雨水幹線整備を進めており、平成26年度末時点での本市の水洗化率は89.4%です。
 

 


No.9 水質汚濁の防止について
【提言・意見】
 先月6月2日の正午頃にパークゴルフをしていた方が、電波工高南西側にあるやすらぎ公園内の雨水口から大量の白濁した水が立谷川に流れているのを発見し、天童警察署南部交番へ通報したとのことです。
 何年か前にも黒い水が流れてきて、魚が腹を出して浮かんでいたという事例もありました。管理所管がどこなのかは分かりませんが、十分に管理、指導していただくようお願いします。

 

【対応状況】所管課等:生活環境課
 6月2日の水質汚濁の案件につきましては、現場に出向いた県、市、警察、消防の担当者が該当する工場を特定したところ、毒性のない汚水であったことが判明しました。工場内の汚水処理施設で処理すべきものが想定量を超えてあふれてしまったということでしたので、今後こうしたことのないよう県が指導を行ったところです。
 今後も、関係機関と連携して水質汚濁の防止に努めますので、地元の皆さんの御協力をよろしくお願いします。
 

 


No.10 「天童市まち・ひと・しごと創生総合戦略」について
【提言・意見】
 国では、昨年度、少子高齢化の進展に的確に対応し、人口減少に歯止めをかけ、東京一極集中を是正し、各地域がそれぞれの特徴を活かした自律的で持続的な地域社会を創生できるよう、まち・ひと・しごと創生本部、いわゆる地方創生本部を設置しました。
 天童市もこれまで、「笑顔 にぎわい しあわせ実感 健康都市」の実現を目指して各施策を積極的に推進し、一定の評価を得ていますが、今後は、これまで以上に他市町村と差別化を図り、本市のブランド力を高める必要があります。
 国の地方創生本部の設置を受け、市も「まち・ひと・しごと創生総合戦略」を策定し、今後5か年の目標や施策の基本的方向及び具体的施策を定めるとしていますが、天童市の進捗状況、今後の進め方についてお聞きします。

 

【対応状況】所管課等:市長公室
 産学官に加え、金融、労働界、マスコミも含めた方々や外部有識者などからなる「天童市まち・ひと・しごと創生総合戦略会議」を去る4月28日に開催しました。そのほか、市の部長級による常任幹事会、市の課長級による幹事会、市の若手職員と各種団体からの推薦者からなる企画調査委員会で総合戦略会議全体を構成しており、すべて第1回目の会議を終了しています。
 今後は、取組内容の検討と並行して、本市の将来人口を展望する「人口ビジョン」を作成してまいります。様々な御意見をいただきながら、従来の施策の上に、より具体的に人口減少社会に立ち向かう施策を検討し、平成28年2月までに総合戦略を策定する予定です。
 職員研修の場を通じて職員のアイデアを吸い上げるなど、市を挙げて取り組んでいるところですので、皆様方からもアイデアをお寄せいただくなど、お力添えよろしくお願いします。
 

 


No.11 18歳以上の選挙権について
【提言・意見】
 長岡地域の投票率は市内でも特に低いようです。去る6月17日に成立した「改正公職選挙法」で18歳以上に選挙権が与えられると決まりました。全国で240万人が選挙権を得るということですが、天童市全体で何人が新たに有権者となるのでしょうか。そして、長岡地域は、そのうち何人が対象となるのでしょうか。

 

【対応状況】所管課等:選挙管理委員会事務局
 天童市全体では、1,190人が新たに有権者となります。その内、第24選挙区(市立長岡公民館)と第25選挙区(中里公民館)を合わせた長岡地域としては、新たに160人が選挙権を得ることになる見込みです。
 

 


No.12 空き家対策について
【提言・意見】
 空き家対策については、市内に400棟あった空き家の内、約1割が改善されたとうかがっています。長岡地域の空き家は何棟あるのでしょうか。本市においても天童市空き家等の適正管理に関する条例が施行されましたが、空き家の状況に変化あるのでしょうか。

 

【対応状況】所管課等:建設課
 平成24年度に、町内会の皆様から空き家調査に御協力をいただき、誠にありがとうございました。
 データ集計の結果、条例施行前の平成25年2月時点の市全体の空き家は440件でしたが、現在は400件となりました。長岡地区の空き家は当初20件でしたが、現在は16件となっています。
 市全体で48件の空き家が解体されたことは、広報活動等の一定の成果と考えています。ただし、長岡地区の4件の減少は、調査当時は空き家だった家屋に、その後入居されたことによるものです。
 今後は、現在大変少ない空き家バンク登録数を増やしていくことが重要と思いますので、皆様の御協力をよろしくお願いします。
 

 


No.13 将来の児童数の推計について
【提言・意見】
 東根市に県内初の中高一貫校が開設されますが、長岡小の卒業生からも相当数が入学すると予想しています。長岡は高擶、天童南の2つの駅を有する大変利便性の高い地域となりました。
 今から5年前の2010年の天童市の人口は6万2,214人でした。その際の5年後、つまり現在の人口の予測値は6万242人と3.16%減少の予測でしたが、実際は現在人口6万2,172人で減少率はわずか0.07%であり、減少にブレーキが効いています。様々な施策が功を奏していると思うので、若い人が集まるまちづくりへの投資には大賛成です。
 一方で、これから25年後の2040年までに、市全体の人口減少は、何もしなければ20数パーセント進み4万7,095人と予測されています。現在、市内小学校全体での児童数は3,247名で、長岡小学校は395名とのことです。今後10年後、25年後の児童数はどのようになってくるのかお聞きしたいと思います。

 

【対応状況】所管課等:教育総務課・市長公室
 10年後、25年後の児童数を予想したものではありませんが、平成33年度までの児童数について、住民基本台帳に登録されている未就学児(0歳〜5歳)の人口を基に予測しています。
 平成27年5月1日現在の市内小学校全体の児童数は3,282名ですが、平成33年度では3,149名で133名の減少と予測しています。長岡小学校の場合、現在の児童数は396名ですが、平成33年度では410名で14名の増加と予想しています。
 本市においては、子供を産む世代の20歳代から30歳代の女性の方が比較的少ないという状況が危惧されます。こうした具体的課題を解決するため、若い方々から天童に住むことを選択してもらえるように、まちの賑わい、豊かさなど様々な要素をグレードアップしていくことが重要と考えています。そして、何よりもここ天童で結婚して住んでいただくことが重要ですので、市民皆様からのお力添えもお願いしたいと感じています。
 
この記事に関するお問い合わせ

担当課: 総務部市長公室
tel: 023-654-1111
fax: 023-653-0704

免責事項について アクセシビリティについて リンク集 サイトマップ
ページトップへ画像