行政

広聴

まちづくり懇談会の提言に対する対応状況

平成26年度 荒谷まちづくり懇談会

No.1 小学校の児童数の減少について
【提言・意見】
 山形県内の小学校がかなり統合されてきています。荒谷地区でも児童が増える見込はない状況です。今後の市内小学校の在り方をどのように考えていらっしゃるのかお聞きします。

 

【対応状況】所管課等:教育総務課
 学級規模としては1学年2学級以上の学級数が望ましいとされています。しかし、学校は地域の元気を支える源であり、統合はできるだけ実施したくないという考えです。複式学級が複数となった場合は統合も検討しなければならないと思います。
 今後とも、一律の基準で進めるのではなく、地域性を大切にし、地域の皆さんの教育力にも支えていただきながら、小学校を維持していきたいと考えています。また、子どもたちが競い合い、学び合うことのできる環境となるためにも、少しでも児童数が増えることを願っています。
 

 


No.2 荒谷西工業団地への企業立地について
【提言・意見】
 荒谷西工業団地への企業立地も進んでいますが、未分譲地もあります。今後、どのような業種が進出すると見込んでいるのでしょうか。

 

【対応状況】所管課等:産業立地室
 荒谷西工業団地の総分譲面積は約15.8haです。平成23年度の分譲開始からこれまで約9.5haを分譲し、分譲率は約60%、未分譲の面積は約6.3haとなっています。
 荒谷西工業団地は地盤が良いため、自動車関連や精密機器などの製造業の誘致を念頭に置くとともに、雇用の場の拡大を図るため、県外から優良な企業を誘致したいと考えています。
 昨年度は、誘致には至りませんでしたが、今後とも、地盤の良さや県内交通の要衝であることなどをPRしながら、早期分譲に向け積極的な誘致活動を行います。
 また、現在整備を進めている天童インターチェンジ周辺の工業団地には、製造業だけでなく、高速交通の利便性を十分に活用できる流通系の企業も誘致したいと考えています。
 

 


No.3 荒谷地域の住宅開発について
【提言・意見】
 荒谷西工業団地の事業所の従業員の方からは、ぜひ荒谷地域にも住んでもらいたいと思います。果樹畑を大々的に開発するのも大変かと思いますので、ライフラインが既に整備されている一中の通学路沿線の土地利用を図り、住宅地にできないものか提案します。

 

【対応状況】所管課等:都市計画課
 昨年度に策定した天童市都市計画マスタープランの中で、本市東部地域においては、減少傾向にある周辺集落の定住人口を確保し、地域コミュニティーの活力を維持発展させることを目的として、民間活力の導入による田園型住宅の整備と供給を促進するというまちづくりの基本方針を定めています。
 当地域において、民間事業者等が開発の意向を示し、かつ農業上の土地利用との調整が図られ、開発が可能である土地がある場合には、優良田園住宅認定制度や地区計画制度を活用した田園型住宅地の整備を促進する考えです。
 地域の皆様から地域特性を活かした御提案や御意見をいただき、民間事業者等と情報交換を行いながら進めていきたいと考えています。
 

 


No.4 農作物のカラス被害対策について
【提言・意見】
 カラス被害の問題については昨年まで4年間申し上げてきました。今、山手に行くと荒れ放題の農地があります。耕作者からはどうせカラスに荒らされるのだからという諦めの声も聞かれます。もはや一地域で取り組める課題ではないと思います。これでは、せっかく増えてきた若い新規就農者の営農意欲も減退してしまうのではないでしょうか。東根では鉄砲隊のようなものを組織して取り組むとも聞きました。私達の心にも伝わるような前向きな対策を示し、進めていただくようお願いします。

 

【対応状況】所管課等:農林課
 農作物のカラス被害の発生を未然に防止するためには、園地を防鳥ネットで囲ったり、テグスを設置したりすることが、最も効果的と考えられます。そのほか、駆除やエサの減量対策も有効であり、これらを組み合わせた総合的な対策を講じることが、現段階でとり得る対策であると考えています。なお、本市でも、天童猟友会の協力を得て、平成26年4月1日に天童市鳥獣被害対策実施隊を組織し、カラス等を含めた有害鳥獣の一斉駆除や追払い活動などに当たっています。
 被害を劇的に解消する対策はなかなか見当たらないというのが現状ですが、今後とも、有効な情報を収集しながら、関係者、関係団体などと連携して被害防止に努めてまいります。
 

 


No.5 天童南駅の維持管理について
【提言・意見】
 市では天童南駅の整備負担金を出すとのことですが、新駅完成後の維持管理については、どのような取り決めになっているのでしょうか。

 

【対応状況】所管課等:都市計画課
 天童南駅完成後は、駅舎、プラットホーム、列車運行に係るシステム等の維持管理について、JR東日本が行います。
 市では、駅前広場及び駐輪場の管理を行います。
 

 


No.6 立谷川の水害対策について
【提言・意見】
 地震についてのハザードマップは各戸に配布されていますが、天童市は一級河川に囲まれたまちであり、荒谷で一番恐れているのは立谷川の氾濫です。どのような防災体制を構築されるのでしょうか。
 荒谷橋の架け替えに当たり、現在の荒谷橋の高さでは水害の危険性があるためかさ上げしなければならず、立体交差の形状になったとの話も聞きましたが本当でしょうか。
 そして、立谷川については、荒谷地域というよりも山寺の方が危険だと思います。10年程前に台風が来た時は、自転車道が半分ほど削られて、あわやという状況もありました。上流で切れてしまえば八千代台に間違いなく浸水します。私達も県に要望して、中洲を取ってもらったりしていますが、天童市側だけでなく山形市側の状況も踏まえて対策を検討していただきたいと思います。

 

【対応状況】所管課等:建設課
 本市の洪水ハザードマップでは、荒谷地区において立谷川の氾濫区域は示されていませんが、河川管理者の県では、立谷川の防災対策として、山寺と清池に水位観測所を設置し、河川パトロールの実施により状況を監視しています。
 また、水害が予想される場合には、天童市地域防災計画に基づき災害を警戒・防御し、被害を予防することとしています。
 中洲の除去につきましては、天童市側だけでなく、山形市側の状況も踏まえて、必要に応じて対策を講じるよう県にお伝えします。
 橋につきましては、河川管理施設等構造令で河川の最高水位から橋桁までの桁下余裕高について基準が定められています。荒谷橋のかさ上げは、当基準を確保するため行うものであり、堤防が低く洪水の危険性があるため行うというものではありません。
 なお、近年の気候変動を受けて、国や県では、最上川や須川などそれぞれが管理する河川について、ハード整備を行いながら、想定する洪水規模の検討を進めていると聞いています。その進捗に合わせ、県の指導を仰ぎながら、本市のハザードマップの見直しを検討していきたいと考えています。
 

 


No.7 消火栓用ホースの更新について
【提言・意見】
 消防署から老朽化したホースの更新を進めてもらっていますが、私たちの町内では、以前に近隣で火災が発生した際に使用し、穴が開いているのが分かった3本のホースの更新を、今年度は申請したところです。
 ところが、去る10月の自主防災会の訓練実施の際、地区内のホースを用いて放水を行ったところ、一度も使ったことのないホースからも水漏れが生じている状況でした。穴の開いたホースについては、判明した時点で更新していただけないでしょうか。

 

【対応状況】所管課等:消防本部
 消火栓用ホース更新事業については、各自主防災会等からの申請により133本のホース更新を実施しましたが、今年度の予定本数に達していない状況でしたので、御要望のホースについても追加申請をいただき更新しました。
 今後、実際に通水して使用に耐えられないものが判明した場合は、消防本部に御相談ください。
 

 


No.8 通学路等のLED化について
【提言・意見】
 街路灯のLED化を進めていただき、町の中が明るくなった気がします。また、昨年度からは維持管理も市で実施していただき、ありがとうございます。
 小中学校の通学路灯のLEDはいつ頃実施予定かお聞きします。

 

【対応状況】所管課等:教育総務課
 通学路灯については、基本的に中学校通学路を対象として設置しています。
 平成25年度から年次計画に基づいてLED化を進めており、荒谷地域は、今年度中にLED化を実施したいと考えています。
 

 


No.9 モンテディオ山形のスタジアム建設について
【提言・意見】
 モンテディオ山形の本拠地スタジアムの件は、現在どのような状況なのでしょうか。

 

【対応状況】所管課等:文化スポーツ課
 モンテディオ山形のスタジアム建設については、吉村県知事もJ1昇格が最優先と述べています。スタジアム建設には巨額の費用が必要であり、山形県が計画している山形駅西の文化施設にも多額の投資が必要な状況のようです。現時点では、吉村知事の発言にあるように、将来を見据えた議論までには至っていないものと認識しています。
 また、この度の天童南駅の完成は、モンテディオ山形の本拠地としての天童の優位性にも一定の効果があると思っています。市としては、本拠地をぜひ天童に留めていただきたいという考えの下、重要事業として山形県に要望していきます。
 

 


No.10 自主防災会への名簿の提供について
【提言・意見】
 自主防災会の活動に関連して、昨年高齢者の名簿を町内会に提供いただきましたが、今年度もいただけないのでしょうか。

 

【対応状況】所管課等:危機管理室・社会福祉課
 御質問の高齢者の名簿は、平成25年7月の断水の際に、緊急時の高齢者世帯の安否確認や支援等をお願いするため地域ごとにお配りしたものであり、定期的に情報提供を行うという趣旨ではありませんでした。
 現在、今年8月に策定した「要配慮者避難支援計画」に基づき、高齢者、障がい者等の自力避難が困難な方の名簿をまとめ、対象者から個人情報提供への同意確認をいただく準備を進めています。同意いただいた方の情報は、日頃の見守り活動や災害時の避難支援に役立てていただくため、自主防災会等に提供してまいります。また、災害対策基本法の改正により、同意を得られない方の情報であっても、災害時には必要な範囲で提供可能となっています。
 

 


No.11 防犯灯の電力柱への移設について
【提言・意見】
 荒谷四辻を東に進んだ箇所にある木造電柱から落下した防犯灯の交換をお願いしたところ、現在は木造の電柱への灯火設置ができないとのことでした。そこで、近隣のNTT電柱への設置を市にお願いし、NTTからの回答待ちとお聞きしました。3か月程経過しましたがまだ設置されておりませんのでよろしくお願いします。

 

【対応状況】所管課等:生活環境課
 電話柱の利用確認に時間を要し、御不便をおかけしましたが、御提言の公衆街路灯については、NTT電話柱への設置許可が受けられなくなったことから、地元の方と御相談し、11月中旬に近くの電力柱への移設を完了いたしました。
 

 


No.12 荒谷橋の架け替えについて
【提言・意見】
 荒谷橋の架け替えに伴う県道改良に関連して、市道、農道の取り付け部の改良はどのような形で進んでいるのか教えてください。

 

【対応状況】所管課等:建設課
 県道山形山寺線(荒谷橋)道路改良工事は、平成21年度に山形県が事業に着手し、関係地権者や地元役員の皆様方に工事内容の説明を行い、御理解と御協力を得ながら進められています。
 平成26年度に荒谷橋の山形市側の橋台1基、橋脚3基の工事を実施し、また平成26年度から平成27年度の2か年の予定で、荒谷橋から荒谷四辻までの区間の用地取得を計画していると県からお聞きしています。
 荒谷橋の架け替えに伴い、荒谷橋から北側へ伸びる新たな道路の整備については、荒谷公民館西側で県道荒谷原崎線と接続する計画となっています。
 市道及び農道の取付けについては、安全な通行に支障が生じないよう、県や天童警察署と協議し、また、地元の関係者の皆様や町内会役員の方々と相談させていただきながら、現在の市道の通行が確保されるよう測量設計を進めています。
 

 


No.13 電気自動車用急速充電器の利用について
【提言・意見】
 今年度事業で電気自動車用の充電施設の設置がありますが、何台設置されているのか、また、利用料について教えてください。

 

【対応状況】所管課等:生活環境課
 電気自動車用急速充電器については、道の駅「天童温泉」に1基設置し、10月1日から利用できるようになりました。
 利用に当たっては、1回500円の協力金を皆さんにお願いしています。
 

 


No.14 会議の開催時刻について
【提言・意見】
 天童市交通安全推進協議会の会議は、毎年4回は開催されますが、日中の時間に開催されます。私は勤め先が山形ですので、仕事を休んで毎回参加しています。できれば、夜間開催にしていただきたいと思います。それが難しいとすれば、せめて夕方4時頃からの開催としていただければ、休みも幾分取りやすくなるので、御検討をお願いします。
 他の役員からも同様の意見をお聞きしますのでよろしくお願いします。

 

【対応状況】所管課等:生活環境課
 日頃から交通安全の推進に、御協力いただきありがとうございます。
 市交通安全推進協議会委員会については、皆様が参加しやすいよう、開催時間帯に配慮してまいります。
 

 


No.15 天童ラ・フランスマラソン大会の反省点について
【提言・意見】
 天童ラ・フランスマラソンは大変良かったと思いますが、全面通行止めの関係で、警備の係の人に大声で抗議している人を2人程見かけました。係の人も気の毒でしたが、反省の一つにつながればと思いお伝えします。

 

【対応状況】所管課等:文化スポーツ課
 天童ラ・フランスマラソン大会については、現在、今大会の反省事項や次年度に向けた改善点を取りまとめています。
 また、参加ランナーの皆さんや、大会の運営に協力いただいたボランティアの皆さんからも、多くの御意見をいただいています。これらを含めて反省点を総括し、来年の大会に反映させてまいります。
 

 


No.16 災害時の情報伝達について
【提言・意見】
 昨年の防災訓練の反省会でも申し上げましたが、昨夏に断水が発生した際の情報伝達が適切に行われなかったと感じています。特に高齢世帯では中々情報を収集することもできません。先日テレビ番組で見たのですが、各戸に情報伝達のためのスピーカーを配置して災害時の情報伝達に活用している事例もありました。こうした方法に限る訳ではありませんが、より安価で広く、効果的に情報の伝わる対策をお願いします。

 

【対応状況】所管課等:危機管理室
 災害が想定される時や災害発生時の情報伝達については、広報車での呼びかけ、自主防災組織を通じた情報伝達のほか、市ホームページ、一斉メール配信、各携帯電話会社の緊急速報メール等の様々な手段を使ってお知らせします。
 現時点においては、一斉メール配信が最も安価で有効な情報伝達方法であると考えており、登録を推進しています。より多くの市民の皆さんから、市の一斉メール配信サービス(災害情報)へ登録いただくとともに、受信内容の周知に御協力くださるようお願いします。
 
この記事に関するお問い合わせ

担当課: 総務部市長公室
tel: 023-654-1111
fax: 023-653-0704

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