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まちづくり懇談会の提言に対する対応状況

平成3­0年度 荒谷まちづくり懇談会

No.1 住宅地の整備について

【提言・意見】
 市の平成30年度事業に田園住宅整備事業があります。荒谷地区内では、空き家や耕作放棄地が見受けられますので、事業を活用して住宅を整備することはできないでしょうか。
 地区内には、荒谷西工業団地や清池工業団地、介護施設がありますので、そこで働く方々が生活する住宅が地区内にできれば、利便性が高まり、若い世代に荒谷地区に来てもらえるのではないかと思います。現在、市立荒谷小学校の児童数は、100人程度ですので、これを維持するためにも、また、荒谷地区の発展のためにも、ぜひ、住宅整備を考えていただければ大変ありがたいです。
 

【対応状況】所管課等:都市計画課
 今年度の田園住宅整備事業では、寺津地区と津山地区から要望が出されている住宅団地造成に向けた調査を、山形県すまい・まちづくり公社に依頼して行っているところです。
 住宅地の開発方法としては、山形県住まい・まちづくり公社から実施していただくもの、民間事業者が実施するものなど、様々な形が考えられると思いますが、開発に当たっては、前段として、地域の皆様から御相談いただくことになります。
 国の政策としては、コンパクトシティを推進していますが、本市では、周辺のコミュニティもしっかり守っていく姿勢でありますので、地域の状況をお聞かせいただければと思います。
 

No.2 山形県身体障がい者レクリエーション大会への参加について

【提言・意見】
 9月8日、県総合運動公園を会場に、障がい者レクリエーション大会が開催されました。大会では、参加する全19チームが出場する「まり入れ」があるのですが、ここ数年、天童チームだけが、出場者を集めることができずに参加できていない状況にあります。周囲からは、「地元や地元の行政は何をしているのだろう。」という声が聞こえてきます。以前、同様の状態であった市があるそうですが、これでは良くないと、行政がテコ入れをした結果、今では参加率が上がり、総合で4連覇するほどの力をつけています。
 ぜひ、行政で支援していただき、天童市が福祉のまちといわれるような市になってほしいと思います。
 

【対応状況】所管課等:社会福祉課
 山形県身体障がい者レクリエーション大会への参加につきましては、天童市身体障がい者福祉協会と連携を図りながら、より多くの方に参加いただけるよう働きかけを行ってまいります。
 

No.3 ごみ集積所の統一化について

【提言・意見】
 八千代台の町内には5か所のごみ集積所がありますが、設置から25年近くが経過し、劣化が進んでいることから、昨年から修理をしながら利用しています。
 市内の集積所については、どのようなタイプの集積所を設置するか等を含め、それぞれの地域で決定しているようですが、他自治体では、アルミ製で耐久性の高い、統一された規格の集積所を置いているところがありました。
 天童市では、きれいな街並みといった観点などからも、集積所を統一化する考えはありませんか。
 

【対応状況】所管課等:生活環境課
 ごみ集積所の設置や管理については、利用する皆様で組織する自治会等で行っていただいています。設置するごみ集積所のタイプについては、世帯数や設置する場所の面積、地域の皆様の費用負担など、地域の実情に合わせた形で設置していただいており、統一した規格とすることは難しいと考えていますが、新設時にどのようなものを設置したらよいのかお悩みの際には、生活環境課に御相談いただければと思います。
 なお、ごみ集積所の新設や修繕についての助成制度もありますので、詳しくは生活環境課に御相談ください。
 

No.4 立谷川ニコニコパークに放置されたごみについて

【提言・意見】
 八千代台には、立谷川ニコニコパークがあります。夏場は、ここで、キャンプやバーベキューをする若者が多くいますが、ごみ集積所に分別されていないごみを放置していくことが多く見受けられます。このような場合、市に依頼すれば、対応していただけるのでしょうか。
 現在、回収されなかったごみについては、環境衛生委員が分別しています。
 

【対応状況】所管課等:生活環境課、都市計画課
 立谷川ニコニコパーク緑地は、県の敷地ですが、地域から御協力いただきながら市が管理を行っており、ごみが放置された場合などには、地域から選出いただいた公園維持管理協力員を通じて連絡をいただき、その都度、市で対応しています。
 今後も、これまでと同様に、迷惑行為や放置されたごみの処分などの問題につきましては、市に御連絡いただければと思います。
 

No.5 市道内条西線の拡幅について

【提言・意見】
 市道内条西線の拡幅について、今年5月に、荒谷町内会と荒谷土地改良区の連名で、市に要望書を提出しました。現在の状況を教えてください。
 

【対応状況】所管課等:建設課
 市道路線の整備については、幹線道路は3年ごと、幹線道路以外の生活道路は5年ごとに行う市道整備計画の見直しの中で、重要性や整備効果、難易度、地域の協力状況、市全体のバランスなどを総合的に検討し、優先順位を決定しています。
 市道内条西線は、5月に要望書をいただきましたので、現在は計画には載っておらず、今後、整備計画に載せて検討することになります。荒谷地区からは、市道6路線について御要望をいただいていますので、多くの要望がある中でどういう位置づけになるのか整理して、整備計画を検討していきますので、御理解くださるようお願いいたします。
 また、市道内条西線の側溝については、荒谷橋架け替えに伴う県道荒谷原崎線の雨水関係の処理ということで、県で側溝整備をする計画と伺っていますので、県と調整しながら進めたいと考えています。
 

No.6 河川清掃の実施について

【提言・意見】
 毎年、7月と9月に行う河川清掃は、義務ですか。それとも任意ですか。
 八千代台では環美協というボランティア団体があり、毎月、立谷川河川敷の草刈りを行っています。そのため、河川清掃を行っても、参加者は何もすることがありません。
 

【対応状況】所管課等:建設課
 八千代台環美協の皆様からは、河川アダプトや公園緑地の管理など、日頃より河川の環境美化活動を実施いただいておりますことに感謝申し上げます。
 「きれいな川で住みよいふるさと運動」による河川の清掃は、7月と9月の年2回、県下一斉に県民が河川清掃をしていただくことで、不法投棄抑制につながる運動であり、参加は、あくまでもボランティアの一環で、義務ではありません。
 八千代台では、環美協の方々の活動により、良好な河川環境の維持が図られている状況ですので、今後、町内会としてどのような河川清掃の取組が望ましいのか、町内会役員の皆様と協議していきたいと考えています。
 

No.7 河川敷管理用機械の更新について

【提言・意見】
 八千代台環美協では、月1回、立谷川河川敷の清掃を行っています。しかし、会員13人の平均年齢が80歳と会の高齢化が進むとともに、都市計画課から借りている機械は老朽化のため作業がはかどらない状況です。都市計画課からは機械のメンテナンスをしていただいたり、相談しながら対応していくとの話をいただいたりしていますが、ぜひ作業効率の良い機械への更新をお願いできればと思います。
 

【対応状況】所管課等:都市計画課
 現在、市からは5台の機械をお貸しし、管理をしていただいています。
 乗用草刈機については、草刈りが終わる時期に年1回、手押し草刈機についても地域から要請があれば、市でメンテナンスを行っています。
 機械自体は、年々老朽化が進みますが、環美協と連携を取りながら、できる限りメンテナンスを続け、使用できなくなった場合に更新することを考えています。
 

No.8 朝礼時の窓口対応について

【提言・意見】
 税務課に行った際、始業のチャイムが鳴ったにもかかわらず、窓口には職員が誰も来ず、対応してもらえませんでした。職員はミーティングをしている様子でした。ミーティングは始業前に行うなど考えられないでしょうか。
 

【対応状況】所管課等:総務課、税務課
 窓口は、基本的には午前8時30分から始まりますので、お話いただいたことについては、お詫び申し上げます。
 ミーティング中であっても、気がついた職員は窓口対応するという基本的な考え方でありますので、お客様をお待たせしないよう、今後は十分に注意してまいりたいと思います。
 

No.9 火の見やぐらの管理について

【提言・意見】
 上荒谷には、設置から50年以上が経過したと思われる火の見やぐらがあります。地震でブロック塀が倒壊したり、台風で風力発電の風車が倒れたりするニュースを見ると、地域内にある火の見やぐらはそういった危険がないのか不安を感じます。記録もなく、どういった維持管理がされているのかわかりませんので、市で管理をお願いできないでしょうか。
 また、使用したホースを乾かすために利用するくらいで必要性も感じられませんので、撤去することも考えられると思います。
 

【対応状況】所管課等:消防本部
 火の見やぐらは、消防署において、台帳により管理しています。
荒谷地区には3基の火の見やぐらがあり、上荒谷の火の見やぐらについては、昭和35年に設置されました。これまで、地域からの要望や不具合箇所により、土台の修理や塗装等を行いながら維持管理をしています。
 また、火の見やぐらが不要ではないかということについては、火の見やぐらの安全性が保たれない箇所について、ホスポールという電柱のようなものに更新しているところがあります。
 今後は、ホスポールへの更新の必要性を把握し、計画を作成していきます。
 

No.10 市道上荒谷内条線の拡幅について

【提言・意見】
 荒谷橋架け替え工事に関して、橋桁が架かるということで地元説明会が開催されるとのことです。
 荒谷橋が完成して、八千代台の住民が荒谷橋を利用する場合、地域からは、山寺街道を通ると遠まわりになるといった意見が出ています。市道上荒谷内条線を利用すれば近道になるのですが、この路線の拡幅工事はいつごろを目途に実施されますか。
 

【対応状況】所管課等:建設課
 市道上荒谷内条線の拡幅については、平成27年1月22日に説明会を開催し、県道荒谷原崎線の工事の進捗に合わせて、工事を進めていくということで説明いたしました。
 事業スケジュールとしては、平成31年度に用地買収と物件補償、平成32年度以降に道路改良工事を行い、荒谷橋架け替え工事に合わせて工事を完了する計画です。
 なお、荒谷橋架け替え工事の完了は、現時点では、平成34年から35年ごろを見込んでいるようです。
 

No.11 町内道路の除草について

【提言・意見】
 町内の縁石に生えた雑草は、市に依頼すれば除草をしてもらえるのでしょうか。
 町内会役員が協力しながら対処していますが、八千代台団地が造成されてから30年ほどが経過し、町内は、高齢化が進んだり、空き家が出てきたりしていて、自分たちで管理するのが難しい状況であります。
 

【対応状況】所管課等:建設課
 町内の生活道路の除草については、地域の皆様から実施していただいています。今後とも、可能な範囲での御協力をお願いいたします。
 

No.12 鳥獣被害対策について

【提言・意見】
 立谷川の花さかじいさんというボランティアグループで立谷川河川敷の芝桜の管理をしていますが、今年はイノシシから芝桜を荒らされることが増えました。荒谷地区には、果樹園などが多くあり、そちらにも被害が及んでいるのではないかと感じています。加えて、ニホンジカも出始めています。ニホンジカは木の皮を食べますので、こちらについても果樹園に影響が出ているものと思われます。有害獣対策について、どのような考えなのか教えてください。
 

【対応状況】所管課等:農林課
 鳥獣被害対策については、なかなか対応しきれていないというのが現状です。電気柵を設置するなどして農地を守っている地域はありますが、率直に申し上げて大変困難な状況であります。地域全体で、あるいは地域の皆様と連携しながら対応していくことが重要でありますので、皆様と話し合いをしながら、対策を練っていく必要があると思います。
 市では今後も、鳥獣に関する情報収集を行うとともに、新たな狩猟免許取得者への支援や電気柵設置の補助などを行いながら、鳥獣被害防止に努めてまいります。
 

No.13 立谷川河川敷の芝桜について

【提言・意見】
 おかげさまで立谷川河川敷の芝桜には、多くの観賞者の方からお越しいただいています。独自の集計にはなりますが、昨年と今年は、ゴールデンウィークを挟む3週間で、山寺の観光客数と同程度の約5~6万人の来場がありました。山寺と天童温泉の中間に位置する場所でもありますので、行政で観光ルートとして検討していただくことはできないでしょうか。
 現在の課題としては、芝桜の時期の交通渋滞の問題や駐車場の不足、介護施設の方などが来られた場合に乗車したまま観賞できる環境が整っていないといったことが挙げられます。私たちもボランティアですので、活動の限界が見えているような状況です。ぜひ、山寺、山形市、天童市を結ぶ重要な拠点として、御協力いただければと思っているところです。
 

【対応状況】所管課等:商工観光課、建設課
 立谷川河川敷の芝桜が、団体独自の活動により、あれほど立派な芝桜の名所になりましたので、今後、山寺と若松寺を結ぶ観光ルートの中の観光資源として、立谷川の芝桜を位置付けていく可能性はあると思います。広域で連携していくには、実施団体、地域、行政が共通理解に立つ必要がありますので、まずは関係者の理解を得られるような働きかけをお願いします。
 また、立谷川河川敷付近の整備につきましては、今後の活動目的や計画等を明らかにしたうえで、地域や行政との理解を深め、整理していく必要があると考えています。ぜひ関係機関に相談していただきたいと思います。
 

No.14 八千代台公民館西側の市有地について

【提言・意見】
 八千代台公民館の西側に町内会で駐車場などとして利用している600坪ほどの敷地があります。この敷地は、開発時に保育施設を建設するということで開発者から市に寄贈されたもので、現在は町内会から八千代台環美協にお願いして維持管理を行ってもらっています。
 八千代台環美協では、年に3~4回草刈りを実施しますが、この敷地には砂利が敷かれています。作業時には砂利が飛び、周辺建物の窓ガラスを割ってしまわないかと心配しながら作業をしています。こういった状況でありますので、ローラーでならすなど、砂利が飛ばないような対策をしていただくことはできないでしょうか。芝を植えるなどしていただければ、なおよろしいかと思います。
 

【対応状況】所管課等:財政課
 八千代台公民館西側の市有地については、八千代台環美協の皆様に維持管理を行っていただき厚くお礼を申し上げます。
 現場は砂利敷で、ローラーでならしたとしてもすぐに元に戻ってしまうことや、芝を植えても駐車場として利用されている現状ではすぐに傷んでしまう可能性が高いと思われますので、御提言にあるような対応は難しいと考えます。
 以前は環美協の皆様から除草剤の散布による除草作業を行っていただいており、動力噴霧器の老朽化により現在は草刈り機による除草作業を行っているとお聞きしています。財政課で貸出しできる除草剤散布用の動力噴霧器を所有していますので、御相談いただければと思います。
 

No.15 通学路における安全点検について

【提言・意見】
 昨年のまちづくり懇談会で、通学路の点検に関する提言をしたところ、「点検は、毎年6月に実施しています。」との回答がありました。今年は点検を実施したのでしょうか。
 通学路をサルが横断したという事案がありましたのでお聞きします。
 

【対応状況】所管課等:教育総務課
 今年度の通学路における安全点検については、6月26日に市、学校、教育委員会、道路管理者及び警察署が合同で、横断指導線や注意喚起文字などが消えていないか実施したところです。また、サルの発見や危険箇所等がございましたら、今後とも、市立荒谷小学校をとおして教育委員会へ御連絡をお願いします。
 

No.16 敬老会の開催方針について

【提言・意見】
 先日、地区の敬老会を無事に終えることができました。敬老会の開催に当たっては、大変な部分もあり、また、この先、高齢者の人口もますます増えてくることが予想されます。市としては、今後の敬老会についてどのように考えていますか。
 

【対応状況】所管課等:社会福祉課
 各地区や町内会で開催されている敬老会は、市の主催により、各地区の婦人会や自治会等に委託し、地域の多くの皆様の御協力のもと運営していただいています。今年度は8千人を超える対象者の方に、各運営団体の方々から工夫を凝らしたお祝い品等により、お祝いしていただきましたことに感謝申し上げます。
 市では、11月に、受託いただいた団体の方々との懇談会を開催し、今後の敬老会の開催について御意見をいただきました。対象者は年々増加する一方、迎える側は会員減少や高齢化している中で、これまでどおりできること、簡略化した方がいいことなどの意見が出されましたが、その課題は、地区や町内会によって異なる状況でした。来年度以降は、各地区や町内会に適した方法を、地区婦人会や自治会等と御相談しながら対応していきたいと考えていますので、今後も多くの皆様の御協力をよろしくお願いいたします。

 

この記事に関するお問い合わせ

担当課: 総務部市長公室
tel: 023-654-1111
fax: 023-653-0704

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