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平成24年6月


 6月に入り、県内はもとより、本市でも本格的なさくらんぼのシーズンに入ります。5月28日の山形県さくらんぼ作柄調査委員会の発表によりますと、今年のさくらんぼの収穫量については、平年の収穫量と比較して「やや多い」1万4,100トンとの見通しが示されております。
 今年の冬は例年にない大雪と低温に見舞われたため、樹体への損傷や生育の遅れなどが心配されていたところですが、4月下旬になると天候が平年以上に回復したため、その後の生育が順調に推移したとみられます。主力品種である佐藤錦の収穫のピークも平年並みと予想されており、大粒で食感のある甘いさくらんぼが味わえるものと期待しております。
 昨年は、東日本大震災と原子力発電所の事故の影響、特に放射性物質の飛散による行楽・行事の自粛や風評被害により、観光事業に多大な影響を及ぼしたほか、食の安全に対する不安、農畜産物の出荷制限や価格の下落が続き、生産者、消費者双方に大きな不安を与えることとなりました。
 これらの課題を払拭して、天童産の高品質でおいしいさくらんぼを全国の皆さまにぜひ御賞味いただくため、今年度は例年以上の様々なPR活動を積極的に展開したいと考えております。
 先月23日には、クリネックススタジアム宮城において開催された楽天イーグルスと中日ドラゴンズのセ・パ交流戦で、両チームの選手と観客の皆さんに加温さくらんぼをプレゼントしました。
 6月1日には、恒例の天童市観光果樹園連絡協議会統一開園式が開催されました。市内の観光さくらんぼ園が一斉にオープンし、待ちに待ったさくらんぼシーズンの到来を告げました。ちょうど食べごろとなる6月中旬ごろからは、例年以上の賑わいになることを期待しております。
 また、天童市農業協同組合の全面的な協力をいただき、結城組合長及び水戸市議会議長とともに上京し、さくらんぼPRの最前線に立って、東京都中央卸売市場淀橋市場と小田急百貨店におけるさくらんぼトップセールスを行ってまいります。併せて、この機会に農産物を含めた本市の物産品についてのPRやセールスの在り方について、本市出身者で構成されております関東天童会の皆さまとも意見交換を行うことにしております。
 県における最新のハウス栽培さくらんぼの放射性物質検査では、放射性ヨウ素及び放射性セシウムは検出されておりません。今月中に露地栽培のさくらんぼの検査が予定されており、今後とも安全が確認できたものだけが市場に流通するよう注視してまいります。本市の魅力が最も増すこの時期に、ぜひ全国各地からお越しいただきますことを期待いたしますとともに、さくらんぼ農家の皆さまが丹精込めて栽培された天童産さくらんぼを、より多くの皆さまに御賞味いただきますことを心からお願い申し上げます。

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