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平成21年11月


 10月23日、第155回東北市長会総会に出席してまいりました。開催地である青森県むつ市は、日本初のひらがな表記の都市であり、「てっぺん下北 味・趣・覧 むっつ星!」を掲げる本州最北端のまちであります。本市とほぼ同規模の6万5千の人口を抱える一方、面積は863.79平方メートルと本市の約 7.6倍もあり青森県内では最大の面積を誇る下北地方の中心都市であります。今年めでたく市制施行50周年と、周辺町村との合併5周年を同時に迎えられました。

 下北半島国定公園内は、日本三大霊場のひとつである恐山を抱え、湯量豊富な温泉郷や大間のマグロ、津軽海峡のイカや陸奥湾のホタテなど、豊富な海の幸にも恵まれた自然豊かな地域でもあります。釜臥山展望台から眺める陸奥湾と市街は、世界三大夜景にも劣らぬ見事な眺望でありました。

 また、近隣の東通村や六ヶ所村には、原子燃料サイクル施設などの原子力施設のほか、国の石油備蓄基地や風力発電基地など、エネルギー関連施設の誘致が進んでおります。二酸化炭素を排出しないクリーンな発電方法であるため、おびただしい数の風車が林立しており、本市周辺では見られない一風変わった風景が広がっておりました。近年の下北地方は、日本の膨大な電力需要を支える一大エネルギー供給地としての役割を果たしております。

 むつ市では、旧庁舎の老朽化や耐震問題、狭小な執務環境から、この9月に新市庁舎に移転されました。移転先の新庁舎は、大型ショッピングセンターを買い取るという全国でも珍しい方法で取得し、大幅な改修工事を行ったもので、広大な16,500平方メートルのワンフロアーという独特の構造を活かし、随所に来庁者に優しいバリアフリーの仕様が施されております。庁舎整備費用が新築の場合の半分以下で済んだことや旧庁舎と比較し高度な耐震性能を備え、850台分の駐車場が整備されていることも移転のメリットのひとつであるとのことであります。

 市長会総会におきましては、本市から山形県市長会を通じて提案した「ヒブワクチンの定期予防接種化」をはじめ、各県市長会から提出された30件の議案と、特別決議として「地方における道路整備の促進に関する決議」、「雇用対策の充実・強化に関する決議」、「EPA/FTA交渉に関する決議」の3件について満場一致で採択されました。これらの意見要望については、東北75市が一致団結し、政府に訴えていかなければならないと考えております。


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