市長の部屋

随想集

平成27年2月

 昨年末から全国的にインフルエンザが流行し、本市においても小中学生を中心に感染者が増えており、県でも警報が発令されるなど、その拡大が心配されるところです。厚生労働省では「すでに流行のピークに入っており、まもなく終息していくのではないか」と発表していますが、市民の皆さんにはくれぐれも体調管理にご留意いただきますようお願い申し上げます。

 先月末には、本市と姉妹都市であるニュージーランド・マールボロウへ、新関副市長を団長とし小松議長を副団長とする市民訪問団が派遣されました。これは姉妹都市締結25周年を記念したもので、1月20日から26日までの7日間の行程で、総勢21名の市民訪問団がニュージーランドを訪れました。その中で、21日にはマールボロウ市長を表敬訪問し、関係者の方々と姉妹都市締結25周年を祝いながら、親睦を深めていただきました。企画してくださいました天童市国際交流協会の皆様には心より感謝申し上げます。
 本市とマールボロウは1989年7月7日に姉妹都市締結を行いました。そもそもは1981年市内の農業後継者が研修でマールボロウを訪れたのがきっかけで交流が始まり、これまで大勢の市民がマールボロウを訪問しています。以後、相互の訪問団派遣や中学生青少年大使の派遣などを通して交流を深めており、今後ともさらなる友好の絆を強めてまいります。

 本格的な冬を迎え、各地域では特色ある冬のイベントが開催されています。公民館に設置された雪灯篭や各家庭の軒先に造られた雪像キャンドルでは、真冬の暗闇の中に照らされた橙色の光が、幻想的な情景を醸し出し、ひとときの癒しを感じさせてくれます。
 今月7日、8日の両日には、天童高原スキー場特設会場において、第3回天童高原スノーパークフェスタが開催されます。毎年大好評の「かまくら長屋」をはじめ、巨大雪像が出現します。飲食ブースでは、今年鍋将軍に輝いたじゃがバター鍋や大八鍋、鶏肉そば、玉こんにゃくなど温かいメニューを用意しています。また、陸上自衛隊の皆さんによるラッパ演奏や車両展示のほか、チューブスライダーやバナナボート体験、雪上宝さがしもあり、小さなお子様からお年寄りの皆さんまで楽しんでいただける内容となっています。スキー場開きと合わせてオープンした「天童高原地域交流センター」とあわせ、リニューアルした天童高原にぜひおこしくださるようお願いいたします。

 ただ今、来年度予算について、3月議会に上程するための準備を行っています。市民の皆さんからの貴重な税金の使途について精査し、本市の将来の都市像「笑顔 にぎわい しあわせ実感 健康都市」の実現に向けて、未来創造重点プロジェクトに掲げる施策を着実に推進してまいります。

天童市長 山本信治

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