市長の部屋

　今シーズンも天童高原スキー場がオープンし、関係者の皆さまのご臨席のもと、スキー場開きが行われました。この時期としては20年ぶりの積雪にも恵まれ、シーズンの到来を待ちわびたスキーヤーで賑わいました。
　天童高原は、昭和39年に野田平スキー場として開発されてから48年目を迎え、約半世紀にわたり冬季におけるレクリエーションや体力づくり、健康づくりの場として市民に親しまれてきました。空前のスキーブームに沸いた昭和60年代には、１シーズンに15万人の方々からご来場をいただきました。
　現在は、天童高原開発整備基本構想を策定中であり、より多くの皆さまに利用していただけるよう、環境整備をはじめ機能的な施設のあり方を検討しており、この財産を次の世代に良好な状態で引き継いでいかなければならないと考えています。
　今シーズンから、天童市牧野公社から天童市がスキー場の経営を引き継いで運営することになりましたが、多くの皆さまからウインタースポーツに親しんでいただき、児童・生徒の教育の場、冬季の健康づくり、仲間づくりに大いに役立てていただきたいと思います。